【グリップ】メーカー別形状の違いとサイズが与えるプレーへの影響

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様々なメーカーのラケットを打っていて、打球感の違いはもちろん、グリップの形状や太さにもメーカ毎に癖があるように感じます。

グリップはテニスという競技に於いて、直接身体に触れる大事な情報伝達箇所で、

  • 打球感
  • 操作性
  • 面づくりの感覚
  • 力の伝え易さ(伝わり具合)

と、プレーへ与える影響はかなり大きなものがあり、

各ブランド新作ラケットにはグリップへ新テクノロジーを搭載してくる例も多く見られます。

本記事では、グリップの太さの違いによるプレーへの影響をメリデメ形式でご紹介し、

Aさん

グリップサイズ2が丁度良いと思い込んでいたけど、ラケットのブランドを変えたらなんかしっくりこない・・

ということが極力抑えられるように、ブランド別の傾向を(私の感触基準で)まとめていこうと思います。


グリップの太さによるメリット・デメリット

テニスショップで販売されているラケットは、グリップサイズ「2」「3」が殆どです。

ちなみに各サイズの長さはこんな感じ。

グリップサイズインチmm
「1」4と1/8105
「2」4と1/4108
「3」4と3/8111
「4」4と1/2114

知っていても全く得しない知識ですが・・

一般的にグリップが太いと、

  • オフセンターでヒットした時にブレにくい
  • 厚い握りがしやすい

というメリットが挙げられます。

これは、グリップが太いと「手首」が固定(動かしにくい)状態になるためで、厚いグリップのストローカーに恩恵があると考えられます。

逆に、細めグリップのメリットは、

  • ラケットヘッドの操作性が良い
  • 面感覚(面の向き)が掴みやすい

というメリットが挙げられ、スライス系ショットやボレー、を織り交ぜてオールラウンドなプレーをしたい方に恩恵があると考えられます。

デメリットはそれぞれの逆ですので、詳細は割愛。

このような傾向はありますが、

「あなたの手の大きさはOOcmだから、グリップサイズは△です」

と一概には言えず、数字にはこだわらず「しっくりくる」のが適したグリップサイズです。

「ストローク基準で選んだけど、サーブでヘッドが走りにくい」という失敗経験もありますので、バランスも大事ですよ。

ご参考

私は現在グリップサイズ「2」でオーバーグリップをかなり強く引っ張りながら「薄め」に巻いて使用しています。

オーバーグリップは最高のウェット感&耐久性が気に入って「BowBrand」を愛用中。

Bow Brand

【ボウブランド】グリップテープ インプレ [手触りと耐久性が最高な件]

YONEXラケットのグリップ

YONEXグリップ

YONEXは正八角形に近く太さも標準的。(すみません、「標準的」の基準は私の手感覚です)

YONEXの新作は「VDM」と呼ばれる振動減衰テクノロジーが搭載されていて、打球感がクリアになってボールの感触が繊細に感じられます。

詳細はこちらの記事をご覧下さい。

【YONEX】2019 新型 VCORE PRO 情報 >>

BABOLATラケットのグリップ

ピュアストライク2020

バボラは太くて丸い印象があります。

これほんとに「2」?太くない??と思ったことがあるので、バボラにチェンジを検討中の方は事前にご確認下さい。

DUNLOPラケットのグリップ

CX200

DUNLOPは標準的な太さですが、昔のヘッドほどではないけど、若干扁平気味?

面感覚が掴みやすい印象がありました。

Wilsonラケットのグリップ

Wilsonグリップ

ウイルソンも正八角形に近く、太さも標準的。

YONEXラケットからWILSONラケットへは大きな違和感なく移行できました。

Headラケットのグリップ

グラフィン360ラジカル

ヘッドといえば「扁平グリップ」が大きな特徴でした。

が、最新作はどれも「丸形」に変更されてきています。

厚い握りに合わせた変更だそうです。

詳細はこちらの記事をご覧下さい。

【HEAD】プレステージ 2020 新型情報 G360+ #KingOfRed >>

プリンスラケットのグリップ

prince phantom 2019

プリンスは形状は標準的でありますが、細目なグリップだと思います。

昔「トリプルスレッドグラファイト」を使っていた頃は、「2」じゃ細くて「3」を使用していた記憶があります。

こちらも気になったらチェックしておいた方が良いかもしれない内容です。

新作はレザーを下地にした、角が感じやすく、面感覚の掴みやすいテクノロジーが搭載されています。

詳細はこちらの記事をご覧下さい。

【PRINCE】ファントム(PHANTOM) 2019 新楽情報 >> 

まとめ

以上、ラケットのグリップについての特集でした。

より打ちやすい、自分にマッチしたラケットを選ぶため、是非チェックしてみて下さい。

追記

汗でグリップが滑る・・・

とお悩みの方に是非試してもらいたい「ストロングリップ」

体操選手がつけるようなパウダー状のものではなく、ローションなのでコナコナするこがありません。

手に馴染みやすく、瞬時に手のひらの汗を吸収してくれます。

グリップの滑りが木になる方は是非試してみて下さい。

テニスラケット グリップ関連Q&A

グリップサイズによるプレーへの影響は?

一般的に太いグリップは手首が固定される為力強いストロークが打ちやすく、細いグリップは面感覚が掴みやすい為ボレーやスマッシュが打ちやすいと言われています。(理由を含めた詳細はこの記事をご覧下さい。)

ラケットメーカー別、グリップ形状の特徴は?

正八角形に近い、「YONEX」「WILSON」・太目な傾向のある「BABOLAT」・細めな傾向のある「PRINCE」・若干扁平気味な「DUNLOP」「HEAD」と分類されます。(詳細はこの記事をご覧下さい。)

ラケットメーカー別、グリップに搭載されているテクノロジーの違いは?

振動減衰性を追求した素材の配合、レザーに近い角を出し面感覚の向上させるテクノロジー等、独自の技術で打ちやすさを実現しています。(詳細はこちらの記事をご覧ください。)

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