7年間乗ったホンダ シャトルから3年落ちのゴルフヴァリアントに乗り換えて約1ヶ月が経ちました。
乗り換えにあたっては、最新型のゴルフ8も候補ではありましたが、
- 納車がいつになるかわからない状況
- 内装から物理ボタンが排除されたことによる操作性の悪さ
- お高めな新車価格
という考慮点があり、悩みながら中古車も探していたところ、自分の理想にガチハマりな車を発見し購入に至りました。
約1ヶ月乗って、良い点、イマイチな点などが見えてきたので、レポートをしていきたいと思います。
自動車評論家のような専門的な知識はないので、あくまで一般人が普段使いをした視点でのレビューとなります。
購入したゴルフヴァリアントのスペック
2019年式のゴルフヴァリアントで、よくゴルフ7.5(ゴルフ7のマイナーチェンジ後)と呼ばれている型になります。
グレードは「ハイライン・テックエディション」です。
ベースモデルに以下の特別装備がついた特別仕様車となります。
- デジタルメータークラスター“Active Info Display”
- Volkswagen純正ナビゲーションシステム“Discover Pro”
- モバイルオンラインサービス“Volkswagen Car-Net”
- ダイナミックライトアシスト
- ダイナミックコーナリングライト
- 225/45R17タイヤ/7Jx17アルミホイール(5ダブルスポーク)
メーターが12.3インチのフル液晶になったり、ナビが9.2インチの大画面になったり、ライトアシストがついたり、ホイールがかっこよくなったりしています。
スリーサイズ
- 全長:4575mm
- 全幅:1800mm
- 全高:1485mm
小さすぎずに大きすぎない、ちょうど良いサイズ感だと思います。
エンジン性能
- 最高出力:140ps(103kW)/4500~6000rpm
- 最大トルク:25.5kg・m(250N・m)/1500~3500rpm
- 総排気量:1394cc
- 過給機 :IC付きターボ
- 燃料タンク容量:50リットル
- 使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
ダウンサイジングターボ車です。
我が家的には十分すぎるスペック。
エクステリア
色はタングステンチタンメタリックです。
前のオーナーさんが大事に乗っていたのか、3年落ちとは思えないほど綺麗な状態だったのも購入を決めたポイントです。
派手な加飾はなく、シンプルで普通な感じがぼく好み。
ステーションワゴンらしい伸びのあるフォルムが良い感じです。(自己満足)
インテリア
ピアノブラックが随所に配置されていて、かなり質感が高いと思います。
ステアリングの本革は手触りが最高で、こちらも質感高めです。
やはりエアコン周りのスイッチは物理的にあった方が操作しやすいです。
セカンドシートは十分な広さが確保されています。
私のドライビングポジションに合わせて後部座席に座ると、だいたい拳1つ分のスペースがありました。
天井にもスペースがあるので、圧迫感等はありません。
シートは国産車に比べると硬めで大きい印象です。
変に腰が沈まないのでぼくはこちらの方が好みです。
画像ではわかりませんが、ドアにアンビエントライトがついていてお洒落です。
走り
ぼくがこれまで乗ってきた車の中で最も静粛性が高いです。
静かだけど、アクセルを開けた時には心地よいエンジン音が聞こえる感じで運転が楽しいです。
1400ccですが加速力も十分でストレスを感じることは皆無です。
また、直進走行時の安定感が尋常じゃないです。
全くブレなくまっすぐにつき進むので、50km位で走っている感覚でメーターを見ると80km近く出てしまっていることがありました。
カーブに差し掛かっても、タイヤが地面にビタッとくっついている感じで、フワフワせずに想い通りに曲がれます。
ここも素直にすごいと感じました。
揺れが少ないので、自動車酔いもしにくいんじゃないかと思います。
走りについても派手さはないけど、「進む」「曲がる」の挙動が洗練されていて「質実剛健」という言葉が似合う車だと思います。
一般使いで良いポイント
- 広いラゲッジスペース
やっぱり広いラゲッジは、テニス・買い物・子供達の送迎、あらゆる場面で役に立ちます。
- 上質な走り
走りのところで書いた通り、本当に乗り心地が良くまだ乗るたびに満足しています。
- 運転しやすいサイズ感
自宅の周りの住宅街は細い道が多く、そこでのすれ違いなんかもよくあります。
そんな場面でもこのくらいの大きさならぼくの技術でもやり過ごせるので、扱いやすいんじゃないかと思います。
一般使いでイマイチなポイント
- アイドリングストップ停止を記憶してくれない
アイドリングストップを止めるには、シフトレバー付近のボタンを押す必要があるのですが、エンジンを止めるとリセットされちゃうんですよね。
バッテリーに良くなさそうなので、常に止めておきたいのですが、乗る度にボタンを押す必要があり、ちょっと厄介。
- ナビの検索機能がほぼ使えない
施設名検索がほぼ使えませんw
このナビにはマップコード検索があるので、目的地のマップコードを調べてそれをセットすると検索ができます。
あとはCarPlayに接続してGoogleマップを使うか。
対処法はあるので致命的ではないのですが、なんかイマイチです。
- ハイオク高い
原油高の波が直撃している時期の乗り換えなので、「うっ高い」と正直思います。
わかってはいたことなんですけどね。。。
前のシャトルはハイブリッドだったので、平均でリッター20kmとか走っていました。
このゴルフヴァリアントはだいたいリッター12kmくらいなので、そのギャップとのダブルパンチw
わかってはいたことなんですけどね。。。。。
流れている幹線道路を走ると平均16kmくらいいくので、ガソリン車としては決して悪くない燃費性能だと思います。
こんなユーザーにおすすめ
- 積載性と走りを両立したい
- 車酔いしにくい車が欲しい
- 他の人と被りにくい車が良い
荷物はたくさん載せたいけど、ミニバン、SUVはなんか嫌だなぁと考える層にはハマる車です。
ミニバン・SUVに比べ車高が低いので物理的に揺れにくいですし、ゴルフヴァリアントならではの安定感もあり車酔いしにくいはずです。
また、他の人とあまり被らないのでちょっと目立ちます。
まとめ
以上、ゴルフヴァリアントの1ヶ月使用レビューでした。
いくつかイマイチな点もありますが、トータルでは大満足で乗っています。
これから季節ごとの燃費測定や、走行動画などをとってこの車の詳細情報をアップしていこうと思います。
あまり起きて欲しくはないですが、故障なんかの情報も包み隠さず更新予定です。
興味があったらまた遊びにきて下さい。