週末テニスプレーヤーを長くやっていると、活動範囲が限られていることもあり、大会に出ても知った人が多くなってきます。
当然同じ人と試合をすることも多くあり、昔は勝てたけどだんだん差が縮まり、負けてしまったりすることも。
私自身、昔は勝てたのに、だんだん勝てなくなってきたという方が何人か(も)いてます・・
そういう方との試合展開を振り返ると、強くなる人には割と共通点があるように感じています。
自分も見習うべく、強くなっていった方々の特徴を整理してみたいと思います。
強力な武器を持っている
みるみる強くなる方に多い特徴として、
- 強力なフォアハンド
- 圧倒的なフットワーク
- 絶対ミスらないストローク
といった、1つの「武器」がはっきりしていることがあげられます。
これらが全て揃ってなくとも1つ突出しているだけで、こちら(相手)としては脅威です。
武器の精度が低い内は、ミスをしてくれたり、甘いボールが来たり、で勝ちを掴むことができても、精度があがってくるとあっという間に劣勢・・
すると、どう対応(攻略)して良いか分からずに負け始めてしまいます。
相手の精度次第で勝敗が分かれる感じ・・
弱点を隠す戦略が確立されている
例えば、強力なフォアを打つ方に対してはバックを狙うと思います。
そのバックでミスをしたり、甘いボールを返してくれれば良いのですが、
- 激しく回り込んだり、
- 深いロブで時間を作ってきたり・・
と自分が劣勢にならない対応をされると攻め手を欠いてしまい、無茶なハードヒットしたり、厳しすぎるコースを狙ったり、と自分からミスをしてしまいがちです。
相手にこの2点を確立されてしまうと、こちらの攻め手が無くなり、
「どうしたらポイントが取れるんだ・・・?」
ということがわからなくなり、戦略がミス待ちになってしまう傾向があります。
すると、相手ペースの試合展開となって、結果負けちゃう感じ。
私の場合突出した武器がないので、相手に無理をさせるようなプレッシャーのかけ方を考えていかないといけなそうです。
戦術以外にも、以下のようなメンタル的な強さも感じます。
大事なポイントに対する執着が強い
いい意味で執念深さがあるように感じます。
「アドバンテージまで取れてもなかなかゲームがとれない」
ということがよくあります。
獲得ポイント自体は拮抗していても、大事なポイントを取れるか取れないかで勝敗は大きく変わってきます。
自分の場合、大事なポイントであっさり簡単なミスが多い気がするので、相手に楽をさせてしまっている可能性があります。
この本に書いてある、「カウント毎の戦略の立て方」をもう一度確認しようかな。
流れを掴ませてくれない
言い換えると、連続してポイントをとらせてくれない方。
こちらの集中力が途切れ、簡単なミスを2-3本献上してしまうとあっという間に流れを持っていかれてしまいます。
そして掴んだ流れを手放さない。
粘り強くて簡単にミスらないタイプです。
傾向として、フォームがめちゃめちゃきれいな人は少なく、一見独特なフォームで「癖のある球」を打ってくる人が多い印象です。
まとめ
自分のテニスは、
「圧倒的な武器はないけど、全く打てない(明らかな弱点になる)ショットもない・・」
のが特徴です。
前に誰かに言われて、確かにそうだなと共感した内容です。
これだとなんの特徴もない感じですが、やり方次第では、相手に攻め手を無くせるかもしれません。
ビッグショットに頼るのはフィジカル的に厳しく、安定的に勝つことが難しそうなので、もっと相手にとってやりにくいテニスを磨いていこうと考えてます。
まずは、守備力の強化かなぁ。
攻められた時に時間を稼いで、致命傷にならない返球ができるようになると景色が変わってくるような気がしています。
「前は勝てなかったけど、だんだん勝てるようになってきた」
と言えるよう練習を積もうと思います。
お互い頑張りましょう!