「安定感のあるストローク」
を目指して多くの人が日々練習に励んでいると思います。
当然私もその一人。
若い頃はひたすら乱打を行い、微修正を入れながら練習を行っていました。
でも試合では思い通りプレーできず、悔しい思いをすることが多々。
社会人になり、練習時間も限られるようになって、効率の良い練習を検討。
その結果、試合で必要なストロークの安定感は乱打での安定感ではなく、
- 動きながら打つボールの精度
- 相手に打ち込まれたショットの処理(ディフェンス)
- 自分から打ち込むショットの精度(オフェンス)
これらを総合して「ストロークの安定感」と呼ぶことに気づきました。
本記事では、これらを高めるための練習メニューをご紹介したいと思います。
<メニュー1> 動きながら打つボールの精度向上練習
先日参加したテニスオフ主催者のメニューです。
ただの8の字ラリーではなく、相手がギリギリ取れるところを予想してボールをコントロールしながら最低50回(25往復)つなげましょうというもの。
かなりきついですが、
- 動かされた時に打つショットの安定感
- 自分が打つショットの効果
- 相手を分析する力
が身につくと感じています。
細かく見ると、
「ずっと動きながらのラリーになるので、乱打よりも試合に近い練習ができます。」
さらに自分の打つボールが、
「この位で打てば相手はギリギリ取れるから次で決めよう」とか、
「速いボールを打つと逆襲されるな」
という感じで、自分の打つショットの先(効果)を感じる力、相手を分析する力が養えると感じています。
現在は基礎練に必ず組み込むようにしています(除:真夏)
<メニュー2> ディフェンス処理練習
参考にしたのがこちらの動画。
お馴染み、みんラボさんの動画です。
試合の敗因を分析すると、
「打ち込まれた時の対処が下手でネットを超えなかった」
「返球が浅くなってしまった」
これらが原因で失点を重ねる傾向があるので、打ち込まれた時の対処を練習するメニューです。
動画ではラリーになっていますが、私はなかなかつながらなかったので、球出しで打ち込んでもらいそれを深く返球というところから始めました。
この練習で課題を克服したいと思います。
<メニュー3> オフェンス練習
途中で駒田研究員が解説をいれてくれている『攻めとはハードヒットすることではありません、タイミングを早くとり相手から時間を奪うことです』が大事なポイントですね。
私は試合でビビるとトップ打ちができなくなり、ボールを落として、そこから強い球を打とうとしてエラーを犯す傾向があるので、この練習で安定したトップ打ちを身に付けたいところです。
まとめ
以上、試合を前提に考えた「安定感」を向上させるための練習メニュー紹介でした。
私のように「試合を想定した練習」ができていなかった方は是非取り入れてみて下さい。
私も頑張ります!