現在のテニステーマである、『ドライブボレー練習を通じボールをコートへねじ込む感覚を養う』を実践する為、先週末の練習でも球出しでドライブボレーを打ちまくりました。
約200球ひたすらドライブボレーというマニアックな練習です。
たくさん打つことでいくつか気付いたことがありましたので、その内容を記事にします。今まで身体の力を生かし切れていなかったんだなぁと痛感しちゃいました。
フォアハンドのドライブボレー練習で、通常のフォアハンドストロークでもパワーアップが期待できる!!と気が付いてからこの練習をしばらく継続しようと決意し、練習メニューとして取り入れています。
<関連記事>
そして今週開幕した全仏オープンをみてモチベーションだけあがっています。
パワーの源を見直そうと思った経緯
先週末はよりストイックに連続でたくさんの球をドライブボレーで打ちました。
しばらく打っていると腕に疲労が溜まりつらい状況になってしまいました。
腕の疲労を軽減しよう(要は疲れたから楽をしよう!)という横着な発想で、腕でスイングをする意識を消して利き腕側の腰をボールにぶつけるイメージで打つようにしました。
楽をしたスイングで打った結果
ちょっと語弊があるかもしれないので、念の為ですが、楽をするのは疲れた腕だけです。フットワークからの下半身のタメや気合は同じです。
腕の疲労が軽減
腕への感覚をなくし、身体の回転に付随してついてくるイメージにしました。
スイングを生むパワーの源を、腕ではなく、腰の回転にするということです。
イメージがつかない方は同じ様にドライブボレー練習を限界までやってみると良いかもしれません。私のように腕メインでスイングをしている方はきっと疲れてまともに振れなくなってきます。
その状態できちんとスイングをして打とうとすると、自ずと腰起点の腕に頼らないスイングができるようになると思います。
球威は落ちないどころかインパクト音が暴力的に変化
身体的には楽になったのに威力はあがったのでは!?と感じました。
理由は、聞こえるインパクト音が強い人が出すあの音に似てきたように思えたからです。
パワーの源が腕から体幹へ変化したことで、より大きな力がでるようになった……のかな…
打点が若干身体の近くに
実際に動画等で比べたわけではないので、物理的に近くなったかは不明ですが、今までここで捕らえようとしていた打点よりは近くなったと感じています。
腰の回転をぶつけようとした時に最も力が入るところを突き詰めた結果です。
この位置ならねじ込むような打球が可能でした。(厚い当たりと回転が共存した打球)
ジョコビッチやマレーは、フェデラーやナダルのように極端に前打点では打っていませんよね。そんなイメージです(強引すぎか…)
課題と期待
上記のことは全部ドライブボレーでの感覚で、実際のラリーでは試せていません…
この感覚をどう通常のストロークへ落とし込むか、落とし込めるか。
練習しかありませんね。
ものにできれば間違いなくワンアップできそうなので頑張りたいと思います。
フォアハンド強化教材