試合直前の練習で実施すべき調整事項と練習の成果を試合で発揮する方法

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そろそろ秋の大会シーズンです。私もまずダブルスから始まります。
春の大会で負けてからいくつか課題を設け練習を重ねてきました。

その成果を出すべく、試合へ向けてダブルスの調整練習を実施したところ、練習技術を活かす為に最も重要である(と自分で勝手に思っている)ことに気付くことができました。

春の大会終了後から取り組んできた内容とそれを試合で活かす為に重要なことと、試合前に調整しておくべき全般的な内容について記事にしたいと思います。


春以降取り組んできた課題内容

ねじ込むフォアハンドストローク

ボールを厚く捕らえることで生まれる推進力を回転でコートにねじ込み、バウンド後に伸びる球を打つことが目標です。
この技術を習得する為に球出しからのドライブボレー練習で感覚を磨きました。

詳細はリンクの記事、または過去の記事をご参照下さい。

バウンド後に伸びるサービス

こちらも回転をかけてバウンド後に伸びを出すことが目標。
この動画イメージを頭に焼き付け練習を重ねてきました。

こちらも詳細はリンク記事をご参照下さい。

掴んできた感覚を試合で活かす為に重要なこと

全ての球に対し理想の球質を求めない

もっと良い球が打てるはず!と思いペースアップしすぎると崩壊します。相手の球は緩いのに自分が勝手にヒートアップしてミス量産ではもったいないです。

挑戦してきた新しい技術に対し、この位の力加減で打ては確率良く入るというのを調整段階で把握しておき、その感覚で試合に臨むと良いと思います。

主役はボール!ボールに合わせたスイングを選択する

冒頭に書いた大きな気付きはこれです。

自分がどういうボールを打つかということに注意が向きまくってしまい、どんなボールでも同じスイングで打ちたい球を打つことしか考えられなくなることがあります。(私は)

調整練習中にこの状態に陥ってしまい、何を打っても入らない時間がありました。

とあるポイントでラリーが長く続き、ボールを返すことに夢中になっていたことがあったのですが、その時は自分の打ちたい球を打つ為のスイングというより、ボールにタイミングを合わせて返すということに集中していました。

この状態になると安定感が増し、打てば入る気がする精神状況にもっていけます。
当然結果も良い方向に変化しました。

自分主体のプレーをするかボール主体のプレーをするかで結果が大きく変化するようです。

『いいショットが打てたぜ』という自己満足感は自分主体テニスの方が満たされますが、試合に勝つということにフォーカスすると、ボール主体テニスの方が良い結果が期待できると感じました。

試合前の調整事項(ダブルス)

1.サービスの回転チェック

試合前はスピードよりも2ndの回転をチェックして、簡単に攻め込まれない位の2ndを確認しておきましょう。

相手へのプレッシャーはもちろん、自分が安定したサービスゲームを展開するために重要です。

2.リターンのタイミングをチェック

ダブルスには前衛がいるので、速い球よりも早いタイミングの方が前衛には引っかかりにくいですし、サーブ&ボレーをしてきた相手の足元へ落としやすいというメリットがあります。

一歩前でリターンするタイミングを確認しておくと、ポーチが上手な相手にも対応できると思います。

3.ボール中心の思想

ちょっと精神論ですが、テニスには相手とボールを打ち合うスポーツなので、自分の打ちたいショットのことだけ考えてしまうと試合になりません。

相手と打ち合うボールに集中して状況に適した球が打てるようにしないとなりません。

まとめ

調整の練習でボール主体の考え方に気がつけたのは大きな収穫だったと思います。

練習では最初サーブの確率を意識しすぎ、相手へプレッシャーを与えられないものになっていましたが、少し回転を減らしスピードを上げるように調整し、なんとか仕上がったかなと勝手に思っています。

漠然と調整するよりもなんらか目安があると評価もしやすいので、もし目安をお持ちでなかったら自分なりの目安を作成されることをおすすめします。

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