テニスボール界で圧倒的な実績を誇るダンロップブランド。
ダンロップといえばタイヤで有名で、そんな「ゴム」のプロが手がけたボールは品質がとても高く、世界中で使用されているボールです。
2019年から4大大会のひとつ「全豪オープン」の公式球として採用されているブランドでもあります。
New balls please…
Dunlop to become official ball partner of Australian tennis in a new five-year partnership announced today in New York.
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— TennisAustralia (@TennisAustralia) August 26, 2018
今回はそんなちょっと贅沢なボール「オーストラリアンオープン(AO)」の打ち心地や耐久性についてまとめてみたいと思います。
オーストラリアンオープンの特徴は?
ダンロップのサイトには以下のような分布図が載せられています。
我々が試合でよく使う「フォート」に比べるとスピードが出しやすい傾向があるようです。
国際基準に合わせたのかもしれませんね。
テクノロジーとして、
- HD CORE
- HD PRO CLOTH
を搭載。
「HD CORE」は、
激しい打ち合いでも劣化しにくいコア(ゴム)素材で、一貫したパフォーマンスを実現してくれます。
「HD PRO CLOTH」は、
光沢を保つフェルトで、ボールの視認性を高めてくれます。
オーストラリアンオープンの打球感は?
サイトでは「スピード」が強調されていたので、結構硬めなのかと想像していましたが、実際打ってみると、僕のイメージにあるダンロップっぽいマイルドさが感じられます。
ですが、フォートよりも身が詰まっている感があり、しっかりとした打球感です。
サービスでスピード感のあるボールが気持ちよく打てて好感触でした。
フェルトが引っかかる感じもあり、回転もかかりやすいです。
オーストラリアンオープンの耐久性は?
朝練開始。
全仏中だけど、AOで pic.twitter.com/vbKnWhi7T2
— ryomei (@MtRyomei) June 11, 2021
ハードコートで「ストローク練習1h」と「サービスからのポイント練習0.5h」
をやった後の状態です。
光沢が長持ちする予定でしたが、吹きっさらし&土手沿いのコートの汚れには勝てなかったみたいです。。
他のボールよりも若干黄色い・・・かな?くらい。
打球感に関しては、最後までへたった感触はなかったので、パフォーマンス維持という面では良好だと思います。
僕の出る大会は「フォート」が公式球の試合が多いのですが、試合後半になるとボールがへたってきてサービスのキレがなくなってくるので、パフォーマンスが続くこっちを公式球にしてほしいなと思ったり。。
まとめ
「マイルドでありながら、しっかりとした打球感があり、それが長続きする」
そんなボールでした。
他の練習用ボールと比較すると少し高いので、大事な試合直前のマッチ練習とかに使うのが良さそうです。
テニスオフでマッチ練を主催しているような方はまとめ買いしておけば、ちょい割安に高品質ボールで練習ができて、参加者にも喜ばれると思います。
試合に向けて品質の良いボールをお探しの方はチェックしてみて下さい。
僕は喜びます!