ぼくのテニス歴はなんやかんや30年近くになりますが、あまり打つ機会がなかったHEADのテニスボール。
ヨーロッパをはじめとした諸外国ではもっとも売れているボールらしいです。
NEWボールって独特の匂いありますよねー🎾🎾
皆さん好きですか?苦手ですか?
私は最近好きになりました😅
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.#HEAD のテニスボールは、北米、ヨーロッパで一番売れている #テニスボール なんです😁🥇
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是非、一度HEADのボールも試してみてください🤗
.#HEADTENNIS #TennisBall https://t.co/8HAbc5AVJS— HEAD Japan TENNIS Official (@JapanHead) August 12, 2020
2021年から全日本学生選手権大会(インカレ)のオフィシャルボールに選ばれたりと日本でも使われ始めています。
ちょっと興味が湧いたので試してみることに。
今回選んだのは「公式球に近い練習球」といった中間グレードに位置する「PRO」です。
実際に打った正直ベースな感想をレポートしていきたいと思います。
HEAD PROの特徴は?
特徴の説明にあたり、まずHEADテニスボールのラインナップを整理します。
- HEAD TOUR XT
- HEAD PRO
- HEAD CP
「TOUR XT」がインカレの公式球に採用された最上級グレードのボール。
ウーブンフェルトが使われていて選手のパフォーマンスが最大限発揮できるように作られています。
次に今回ご紹介する「PRO」
「TOUR XT」同様ウーブンフェルトが使われていますが、若干コストを下げて作られたどちらかというと練習球より。
でもITF公認球で、WTA大会の公式球として使われるほどのボールです。
最後に「CP」
これはニードルフェルトが採用されていて、耐久性を重視した練習球です。
球出し練習とかに最適ですね。
というわけで「HEAD PRO」の特徴は、公式球に近い打球感がありながら廉価で練習球としても使えるボールです。
HEAD PROの打球感は?
ぼくの感覚ではちょいと硬め。
しっかりとした打球感とも表現できます。
球速が出やすいボールです。
写真の通りウーブンフェルトらしい毛羽立ちがあるので、硬さの割に回転はかけやすかった印象です。
今はもう生産されてないBRIDGESTONEの「XT8」とか「TOUR PRO」に近い感触でした。
HEAD PROの耐久性は?
ハードコートでダブルスマッチ練を2h行った後の状態です。
反発性(空気圧)は問題なくまだまだ使える感じですが、やはり引っかかりが少し悪くなったかなと。
マッチ練で新品を下ろし、次からは球出しや練習用のボールに回す感じでローテションしていく使い方が良さそうです。
他メーカーのボールと比較
- テクニファイバー COURT
「公式球に近い練習球」というコンセプトが似ている「テクニファイバー COURT」
HEAD PROよりも打球感がマイルドでソフトに感じます。
- YONEX TOUR
こちらもウーブンフェルトが使われた公式球に近い練習球。
打球感はかなりソフトで優しい感触なんで、HEAD PROと比べちゃうと打ち応えが弱いと感じてしまうかもしれません。
まとめ
以上、HEADのテニスボールPROについてレポートしてきました。
海外で人気のあるボールということで、はっきりとした打ちごたえのあるボールだと感じました。
HEADのボールにはJTA公認球もあるので、大会で使われることもあると思います。
その時は迷わずこのPROで調整することをおすすめします。
打ちごたえのある球が好きな方、是非試してみて下さい!
CPはなんかの略なのかな。。?
コストパフォーマンス?…w