1月下旬にヨネックスから新しいボールが発売します!
今回新しく発売されるのは3種類のボールです。写真にどのように違うのか記載されているので、試してみたいボールを是非!全部買って違いを感じるのもいいかも?#ニューボールプリーズ#yonex#テニスボール#tourplatinum#tour#championship pic.twitter.com/f3t945M2ZG— YOSHIHITO NISHIOKA (@yoshihitotennis) January 18, 2021
新発売されたヨネックスのテニスボール。
種類が3つあって、
- 公式戦で使用される最高品質の「ツアープラチナム」
- ツアープラチナムより若干品質は落ちるけど公式球の感触に近い「ツアー」
- 耐久性を重視した練習用ボール「チャンピオンシップ」
上記のようなキャラクター設定がされています。
練習球であるチャンピオンシップは、練習球としては他メーカーよりも柔らかさがあり、それでいて耐久性も良く、まさに練習に最適!という感想でした。
今回は、公式球に近いと謳われている「ツアー」を打ってみたので、
- 打球感
- 耐久性
- チャンピオンシップとの違い
- どんな使い方に向いているのか
についてまとめてみたいと思います。
ツアーの特徴は?
- ウーブンフェルト
織布の表面を毛羽立てた「ウーブンフェルト」を使っています。
ウーブンフェルトは打球感が柔らかく、品質の高いボールで、大きな大会で使われている素材になります。
短所としては、毛羽立ちやすく磨耗しやすいという点が挙げられます。
- ITF公認球
国際テニス連盟(ITF)が公認しているボールです。
それだけの品質が保証されていることで、使う側とすれば安心感があります。
ツアーの打球感は?
公式戦で使うボールと遜色ない、柔らかい打球感と反発性です。
スピード感はそれほどなく、球足は少し遅めという印象。
ダブルスの試合で使ったのですが、ポイントが長くなる傾向があったのはボールの遅さのせいもしれません。
相手の決め球に対するキャッチ率が高かったです。(もちろん逆も)
一緒にプレーした方は「柔らかくて打ちやすい」という感想でした。
ツアーの耐久性は?
おっさん男ダブ2hをやった後の状態です。
ご覧のように結構毛羽立ちが出てきました。
練習最後の方は、へたったとまではいきませんが、少し打球感が軽めになったような気がします。
シングルスで長いラリーが続くような試合だともっと差が顕著に出てくると思います。
なので球出し用として長期間使うのには向かないですね。
どんな使い方が適してる?
テニスオフやテニスベアで試合を主催する方々には重宝されるボールだと思います。
その理由は、
- 公式球に近い打球感
- 公式球に近い劣化
- 何気に安い
という3点。
試合を主催するという方はきっと、公式戦を想定して練習をしたい方だと思います。
であれば、公式球に近い、打球感と劣化があった方がより実戦に近い状況で練習が可能です。
プラスこのボール、新発売された3種の中で一番安い価格設定になっています。
ボールは消耗品なので安いことも重要です。
これらのことから「試合練習」用ボールとして使うのに向いています。
【参考】チャンピオンシップとの違いは?
チャンピオンシップは、練習用ボールとしては柔らかく感じましたが、このツアーと比べるとやはり硬いです。
なので、スピード感にも違いがあって、ツアーの方が遅めです。
ツアーの方が毛羽立ちが目立ち、打球感も軽く変わりました。
チャンピオンシップの方が打球感の変化が少ない印象です。
まとめ
以上、YONEXのニューボール「ツアー(TOUR)」のインプレでした。
公式戦を想定して試合練習をメインにする方に向いているボールだと思います。
マッチ練習主催者の方、是非使ってみて下さい!