2021年1月から日本国内で発売されているテクニファイバーのテニスボール。
2020年末まで発売されていた、BRIDGETONEのボールと同じ工場で生産されていて、
一部改良が加えられているものの実質後継との情報もあります。
朗報!
XT8が工場も中身も同じでテクニファイバーから発売予定!
XT8→Xone
Tour Pro→Court
NX1→Champion
練習もゲームもここ何年もずっと箱買いのXT8、ブリヂストンが撤退と聞いてどうしようかと思っていたけどひとまず良かった。
(写真、情報はテニス裏日記さん。)#ボール #テニス pic.twitter.com/8VRVUHQdUZ— TTennis2 (@TT2tennis) August 25, 2020
- XT8⇒X-ONE
- COURT⇒TourPro
- NFX⇒NX1
NX1の改良版といわれているNFXは以前練習で使い、NX1よりもソフトになって扱いやすくなったという印象でした。
今回は、トーナメント用の高級ボール「X-ONE」を使ってみたので、感想をレポートしてみたいと思います。
X-ONEの特徴
- JTA(日本テニス協会)公認球
- ITF(国際テニス連盟)公認球
国内・国外から評価されているボールです。
「XT8」も両協会から認証されていました。
「COURT」や「NFX」との違いは、スチール缶に入っていること。
勝手なイメージですが、プラスチックチューブよりも密閉率が高そう。
長期保管しても劣化が少ないんじゃないかと思います。
おそらくボールの製法も違うのでしょうが、見た目、触り心地だけじゃNFXとの違いはよくわかりませんでした。
X-ONEの打球感は?
「XT8」は硬めのイメージを持っていたので、その認識で打ち始めましたが、第一印象は、
というものでした。
「XT8」特有の豪速球感が弱くなっていて、個人的には扱い易くなった印象です。
マイルドな分乗りも良くて、回転がかけやすいです。
マイルドさを強調しましたが、決して柔くて軽いわけではなく、厚くハードヒットした時なんかは程良い重量感を感じながら打てます。
硬すぎず、柔らかすぎず、万人受けするボールなんじゃないかと思います。
X-ONEの耐久性は?
約2.5hシングルスをオムニコート(雨なし)でやった後の状態がこちら。
使用前と比較すると。。
使用後は写真よりも毛羽立ちが目立ちます。
打球感も徐々に柔くなってくるのを感じました。
廉価な練習用ボールと比較すると打球感は良いですが、耐久性は劣りますね。
おすすめの使い方
試合を意識したマッチ練一択だと思います。
耐久性は低めですが、それは試合で使うボールも同じ。
試合中ボールが柔くなってきたらそれに合わせる必要があるので、試合を意識して練習している人におすすめです。
この「X-ONE」は「2球入り」「4球入り」2種類あります。
1面でシングルスやダブルスのマッチ練を行うのであれば、2球の方が良いですね。
試合の主催者や、数面展開のテニスオフを主催していて、一度に何球も必要な方には4球入りがおすすめです。
まとめ
以上、テクニファイバー 「X-ONE」の打球感と耐久性レポートでした。
くせがなく、非常に扱いやすかったので、試合前の調整ボールとしてストックしておこうと思っています。
興味があったら是非使ってみて下さい。
おや、なんだかマイルド。。
ちょっとイメージと違う。