- 理にかなったフォーム
- ボールとタイミングを合わせるフットワーク
- プラス運動連鎖を使って威力も出そう
僕の中でテニスの安定感を出すというと、上記のようなポイントを反復練習して、試合でできるように試合に出て成果を試していく。。。
というプロセスを踏んで身につけていくものと思い込んでいました。
が、先日YouTubeでこの思い込みを覆す、僕的に目から鱗な動画を発見。
説明されている内容もわかり易く、すんなり腹落ちしました。
今回はその動画のご紹介と、自分に刺さったポイント、実践してみて感じたことをまとめてみたいと思います。
参考になった神動画
フォアハンド…トップスピンが安定しない原因【フォームの向こう側の技術】 https://t.co/4z93kyEOmg @YouTubeより pic.twitter.com/aPPEAAn97A
— でびちゃんねる【編集スタッフ】 (@devi_channel) July 25, 2021
「でびちゃんねる」さんの動画です。
フォアハンドで狙ったところよりも、
浅くなってしまったり、吹っ飛びすぎてしまう
という僕と同じ悩みを抱えている方に改善アドバイスをしている動画です。
僕に刺さったポイント
僕の中では自分が出せる範囲の力を出して安定感を出そうと練習をしてきましたが、この動画では自分が出せる範囲の下側で調整することを解説してくれています。
一生懸命、力いっぱいスイングした結果、
- 当たりが良すぎてアウトしてしまう
- 回転がかかりすぎて浅くなってしまう
というばらつきが出てしまう人は多いんじゃないかと思います。
ボールの深さを安定させるためには、
「どのくらいの力(入力)を入れれば狙ったところまで飛ばせるのか」
というポイントを探し、その入力(力の入れ具合)を反復練習することが大事である、と説いてます。
壁打ちや乱打でチェックすべきは、飛んでくるボールによって変わるフォームではなく、ボールを打つ入力(打圧)であると聞いて、完全に腹落ちしました。
今までは、セミオープンで打つとか、肩を水平にするとか、、フォームに関する意識が強かったのですが、確かに飛んでくるボールによってフォームなんて変わってしまうので、安定感を出すための練習にはならないのかなと共感できました。
動画のタイトルにある「フォームの向こう側」とは、
ボールを飛ばす「入力」を一定にするための「フォーム」であって、重要なのはボールを一定の入力で打つこと
で、ここが僕の心に刺さりました。
実践してみて感じたこと
というわけで、早速「入力」に意識を置いてマッチ練習をやってみました。
自分の入力最大値を「10」とした場合、「3」くらいの入力で打つことに注意をおきました。
特に、
- 余裕が無い時(差し込まれた時)
- 十分すぎる余裕がある時(ドチャンボ)
という状況の時「入力」を上げすぎてミスる傾向があるので、「3」で処理するように強く意識しました。
プレーへの影響・効果は?
まず、圧倒的にミスが減りました。
普段より相当力を抑えているので、ボールは遅いですが、フカしたり、浅くなったりというバラつきが減って、安定感が間違いなくあがります。
ドチャンボなんかは、もっと入力をあげれば相手を一気に追い込めるのでは・・?
という誘惑に負けないことが大変でしたw
実践して見た結果、「3」の入力でも相手の体勢は崩せるので、次でポイントにつなげられれば問題なし。
あと、フォームのことを考えなくなったので、余裕ができたというか、ボールが良く見えた感じで、プレーに集中できた気がします。
ただ全体的にラリーが長くなり、たくさん走る分体力的には少しきつかったですね。
課題は?
マッチ練習は、6-1、6-4という結果で、自分からのミスが少ない展開で、安定感を目指したプレーとして良い結果だったとは思います。
ただ最後は相手に慣れられて、ポイントがとりにくくなってきました。
相手がより攻撃的になってきて、それを凌ぎきれなくなりました。
やはりたまには「6」くらいの入力で、変化をださないといけないのかなぁ。。
それか「3」の入力のまま永久にミスらない粘っこさを追求するか。。。
ここは練習を重ねて自分に適したプレーを見つけたいと思います。
まとめ
「一定の入力で打つ技術」
安定感に課題のあったぼくにとって、この動画のフォームの先にある技術(一定の力で打つ技術)は非常にタメになるものでした。
以前も安定感をもとめた基礎練を反復していましたが、この時に「一定の入力で打つ意識」があればもっと効果があったんじゃないかと。。今更ながら。
まだまだ時間はあるので、今後取り入れていこうと思います。
プレーの安定感を目指している方は、まず動画を見て試して見てください!