雑誌等をみるとストロークやサービスは、遠い打点・高い打点にして遠心力と活かして打つと良いと解説されています。
トッププロのフォームを見ても打点が遠く(高く)、パワーがのっていそうな雰囲気に溢れています。
<サービス編>
【テニス】ラオニッチ【錦織世代のエース】の爆発的なサーブ(スローモーション)
<ストローク編>
Rafael Nadal Forehands from the Back in HD
私も威力を出そうと、遠い打点、高い打点を心がけていて、フォアハンドでは打点を遠くする為、脇を広げたテイクバックをしていました。
しかし、週末の練習では肩の痛みの為いつも通り打てず、試行錯誤していたところ次の3つの発見がありました。
関節のゆとりで身体への負担軽減
フォアハンドでいつも通りのテイクバックをしようとすると肩が痛むので、脇を締めてみたところ痛みなくできました。
そしてその状態から遠くの打点を目掛けて大きなスイングをすると、肘が伸びた辺りで肩へ痛みが走ってしまいますので、肘は伸ばさず関節にゆとりのある状態(少し曲がっている状態)でスイングができると痛みなく打つことができました。
力みが抑止できる
遠い打点を意識していた時より腕を振るという感覚が消え、体幹の回転から腕がついてくる(でんでん太鼓理論)感覚に変わりました。
痛みがあり無理できないという状態だったせい(おかげ?)で発見できました。
この感覚を体得できれば、試合でもかなり安定して打てそうな予感です。腕の調整がないから。
威力も変わらない?
私が遠い打点を打ちこなせていないのが最も大きな要因なのは分かっています…
でも、無理して遠い打点にするより、多少打点が近くなってもちゃんとスイートスポットで気持ち良く打てた方が身体と精神的に優しいですよね。
<腕を伸ばしきらないフォアを打つ錦織選手動画>
打点が身体に近くても大した問題ではないという証明ですね。
打点は遠くしなきゃと思い込み一生懸命練習していましたが、それより身体に負担が少なく、スイートスポット捕球率が高い方が試合で使えます。
怪我の功名となることを期待して練習していきます。
遠い打点を練習していて、しっくりきていない方は一度試してみて下さい。発見があるかもしれませんよ。