DUNLOPのから新しい「ST.JAMES Premium(セントジェームス プレミアム)」という種類のボールが発売されました。
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— Dunlop Tennis Japan_ダンロップテニス (@dunloptennisjp) September 1, 2020
アマチュアの大会でよく使われる、「DUNLOP FORT(ダンロップフォート)」に近い打球感があって、リーズナブルなことで人気のある「ST.JAMES(セントジェームス)」の進化版です。
何が進化したのかというと、「打球感の持ち」が1.5倍になったとか！
たしかに、「ST.JAMES」は2時間練習の後半にはヘタってきている感じなので、持ちが良くなる改善は嬉しい改善です。
というわけで、早速新しいテニスボール、「セントジェームス プレミアム」で練習をしてきたので、打球感や噂の耐久性について評価をしていきたいと思います。
セントジェームス プレミアムの開発コンセプト
- 内圧：中の空気を抜けにくく
- コア：ゴム物性を変化しにくく
- フェルト：毛羽立ちを抑え耐摩耗性の向上
上記3点をバランス良く改善し、従来品よりも耐久性を向上させるというコンセプトで開発されたようです。
着目したいのが、「扁平タルク」と呼ばれる、タイヤの空気透過を防ぐ目的でも使われている鉱物を配合することで、
✅ 内圧の維持
✅ ゴム強度の向上
が実現。
さすがタイヤメーカーです。
練習前後でボールの状態を比較
使用前
使用後
使用前
使用後
使用前
使用後
ST.JAMESはボールのロゴ?が削れやすく、ストリングに色移りしやすかったのですが、プレミアムはしっかりと残っていました。
メーカーの改良ポイントには上げられてなかったけど、ここも変わったと思います。
ST.JAMESは練習後、もっとツルツルになっていたと思うので、フェルトの耐久性も増していると思います。
それか、私たちのパワーが劣化した？のかもしれません。
打球感と耐久性はどうだった？
使い始めは、
「ST.JAMES」よりも少しだけ硬めかな・・？
と感じましたが、傾向としては、マイルドで打ちやすいボールです。
普段「ST.JAMES」で練習している人は全く違和感なく打てると思います。
気になる耐久性は・・
いくら耐久性が高いとは言っても、使い始めのような硬さは当然持続しません。
ゲームをやっていて、ショットのキレが低下していくのを感じます。
ただ、一定の劣化から粘る感じがあって、最後までしっかりとした打球感を感じながらゲームを終えることができました。
こんな使い方にオススメ
- サークルなどの練習用
- 球出し練習用
- レッスン用
上記のように一度に大量のボールを下ろし、3ヶ月?くらい継続して使用するような用途に向いていると思います。
劣化が緩やかという長所が生かせます。
逆にゲーム練習がメインで、練習毎にニューボールを使いたいような方は、通常の「ST.JAMES」でもあまり変わらないのではないかと。
まとめ
以上、「ST.JAMES Premium」についての特集でした。
- マイルドな打球感が好き
- ダンロップフォートでの試合に向けた練習用
- (球出し用などとして)寿命の長いボールが欲しい
という方々に使いやすいボールだと思います。
興味があったら是非試してみて下さい。
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最近は負荷を上げるため、「SRIXON HD」を使っていたので、より柔らかく感じたのだと思います。