確率を重視したストロークの練習を継続して行ってきたおかげで、試合でのミスを大分減らすことができてきました。
自分がボールをコントロールできる力加減?というのが身についてきたと思っています。
ミスは減らせてきているのですが、攻撃に転じたい時に追い込みきれないという悩みが新たに芽生えてきました。
「よし攻めるぞ!」
という時に強く振って入れば良いのですが、コントロールできる力加減だとなかなか相手の体勢を崩せないんです。
強く振るとミート率が下がり、ボールがとっ散らかってしまい、頑張って作った攻撃の機会をミスで失うというもったいない結果になってしまいます。
と考えたときに思い浮かんだのが「ライジング」です。
参考になるものがないか探していたところ、フォームがきれいでめちゃめちゃ参考になる選手とその動画をみつけることができました。
今回は、その選手の特徴と自分が見習いたいところを整理して、ライジングのポイントをまとめてみたいと思います。
参考にしたい選手は?
ライジングといえば、伊達公子選手やアガシを思い浮かべる人が多いですかね。(特に同年代の方は)
今回はこの2人ではなく、もっと若い吉備雄也選手です。
インターハイ・インカレ・2014年の全日本ダブルスを制した実績のある選手です。
2019年に引退されましたが、綺麗なテニスは参考になります!
ストロークの動画
コンパクトでリキみがなく、超きれいなフォームです。
動画中のラリーでもわかる通り、ボールをとらえるタイミングがめちゃ早いです。
これくらいはやく捉えることができれば、しっかりミートできるスイングスピードでも相手を追い込めるのではないか!?と希望がわきます
フォアハンドの特徴
フォアハンドが少し特徴的です。
いまは一般的にラケットヘッドを立てるテイクバックが主流です。
ですが吉備選手の場合はヘッドを立てずに寝た状態になっています。
ラケットヘッドを立てることで、インパクトまでにヘッドの移動距離が長くなり、パワーが出しやすいというメリットがありますが、インパクト時の面が不安定になるというデメリットもあります。
一方の吉備選手のようなテイクバックはインパクト時の面がぶれにくいというメリットがあり、安定感が出せそうです。
試合の動画
参考にしたい点
コンパクトなスイングですが、
- タイミングの早さ
- 前へのスイング
があるので、相手を十分に追い込めています。
私のように落ちるのを待っていてはだめですね。
相手から時間を奪わなくては!
前へのスイングが効いていてボールに伸びがあるように見えます。
ここも見習いたいポイント。
まとめ
以上、ライジングの参考になる選手のご紹介と参考にしたいポイントをまとめてみました。
おっさんになってきて、ライジングの重要さが身に染みてきました。
腕力に自信がなくても、効果的に攻撃できる大事なスキルです。
自分の今後のステップアップとして、
- コンパクトに
- タイミング早く
- 前へ押す
を意識して練習に励んでみようと思います。
ライジングショットに挑戦しようとしている同志の方、一緒に頑張りましょう!
コントロールしつつ追い込むには・・