令和初練習。
フォアのテイクバックでラケットヘッドを立てた状態からそのまま横振りする意識で打ってみたところ、厚い当たりで回転がしっかりとかかった良い球が打てた。
いつも負けまくっている相手に、60,64という結果。
幸先良いスタートが切れましたとさ😁
— ryomei (@MtRyomei) 2019年5月1日
私の中で1年中開催されている「フォアハンド改善キャンペーン」
今回試したのは、題名の通りフォワードスイングで「グリップエンド先行」の形を意識しないというものです。
これを実施することで、普段より強いインパクトをすることができ、推進力と回転が両立した質の高めなショットを安定して打つことができました。
備忘を含め、今回意識を変えた内容についてまとめてみたいと思います。
これまでのフォワードスイング
トッププロのフォアハンドを連続写真やスロー動画で見ると、この画像のように必ず「グリップエンド」が先行した形のフォワードスイングを取っています。
色々なテニス教材でも「グリップエンド先行」というように書いてありますよね。
これまでフォワードスイングでこの形を作ろうと「意識して」打っていました。
どのような意識かと言うと、「インパクト時の手首の状態を作っておいて、それを維持したまま振る」感覚です。
フォワードスイングとは、簡単に言うとテイクバックからインパクトまでのスイングのことを指します。
どのように意識を変えたの?
インパクト時の手首の形を作ることを捨ててみました。
自分の意識としては、「テイクバックの形のまま体だけ回転させる」というふうに変えてみました。
少し大げさにイメージを表すと・・
この画像のように、ラケットヘッドを立てたテイクバックから腕は動かさず体の回転だけする感じです。
腕は何もしません。
内部感覚としては「テイクバックの形のままエッジで打ちにいく」イメージ。
バーンの場合、ラケットヘッドを立てた状態からオレンジの部分で当てにいくイメージになります。
自分の中で感じた変化
手首固定スイングでは、スピードを出したい時はレベルスイング、回転をかけたい時は下から上へ擦るようにスイングをしていて、「スピード」と「回転」が両立したボールが打てませんでした。
この「エッジ打ち」(勝手に命名)では、ボールのスピード(推進力)とスピン(回転)が両立したボールを打つことができました。
自然とヘッドが走っている感覚があり、ボールにパワーが乗せられている(ボールが潰せている)気持ちの良い打球感を得ることができます。
素振りでも違いがあって、「エッジ打ち」の時は身体の回転開始直後一瞬ラケットの重さが消えます。
重さが消えた後、身体の回転から少し遅れてラケットが振られてくる感覚です。
見た目は手首を固定してグリップエンドを先行させていたものと大きく変わらないかもしれませんが、スイングスピードと再現性が違います。
まとめ
本記事に書いた気づきはこちらの動画からヒントを得ました。
今回の練習では「腕を操作する意識を消す」ことで、かなり感触が良く変化しました。
フォームの見た目だけ真似をするのはやっぱりダメですね。
このボールがムラなく打てるように、練習を積んでいこうと思います。