安定したストロークを求め試行錯誤中の日々を送っております。
先日記事にあげた「太極拳スイング」で気がついた、フォアハンドを打つ際の軸のブレを矯正すべく練習で実践してみました。
テイクバックの際、軸足にタメを作る時に軸が右に傾かないようにすることを特に意識して臨みましたが、「これだ!!」と思えるような手応えは残念ながら無し・・・
練習中ふとテニス系メールマガジンに記載があった内容を思い出し、上記の意識とコラボレーションしてみたところ、「おっいいかも!?」と思える位感触が上がり、自分の中で良いストロークが安定して打てているように感じることができました。
コラボレーションさせたもう一つの重要なポイント・内部意識をご紹介してみたいと思います。
これまでイメージしていたフォアハンドフィニッシュ像
この様に、テイクバックで左肩を入れ、体を回転させてフィニッシュでは右肩が前へなるように打たなければいけない位に思っていました。
練習中に思い出したメルマガのヒント
メルマガ登録している田中信弥さんが発信した内容に『動きを制御する』というものがありました。
具体的には、「理想とされる運動連鎖は難易度が非常に高く一般プレーヤーにはハードルが高い。動きを制御して確実に正しい動きを身につけ、理想の結果を手にいれる」というものです。
一発の理想的なショットよりも、試合に勝つという理想の結果を手に入れたいですからね。
才能の塊であるトッププロと同じには打てないんだ(本当は打ちたいけど・・)と認識して動きの制御を取り入れてみることにしました。
動きを制御した打ち方で参考となる選手は・・・?
取り入れるにあたり、動きをイメージできた方がとっかかり易いと思い、このプロをイメージして実践してみました。
フランスが誇るスーパーシコラー「ジル・シモン」選手です。
ダイナミックさはあまりありませんが、コンパクトで安定したストロークは「制御した動き」をイメージするのにピッタリです!
このイメージから自分の内部意識に落とし込んだこと
- 身体の回転を身体が正面を向いたところで止める
今までは身体を回す意識が強く、結果軸が左側へブレつつのショットになってしまっていたと思われます。
それを防ぐ為、身体の回転を「制御」し軸のブレを抑え、安定感を生もうという作戦。
実践結果は・・・?
間違いなく軸のブレは抑止できていると思います。
コートの風景が下の画像で安定して見えていて、相手の動きがよく見え、ボールとの距離感が掴みやすかった気がします。
また「動きの制御」の効果か、ミスヒットも意識する前より減ったと感じました。
スイートスポットで捉えることができているからでしょうか、そこまで威力が落ちたという実感もありませんでした!
ちょっと余談
軸がブレた時はコートが下のように見えているので、ボールとの距離感を正確に掴むのが難しくなるわけです。
まとめ
軸を真っ直ぐに保って打つということの大事さが改めて理解できました。
トッププロのかっこいいフォームは理想で、自分が試合に勝つ為には自分ができる範囲でのスイングを心掛けなければいけないということも気がつくことができましたので、「軸が保てる範囲」でのスイングを心掛け、安定したストロークを手に入れたいなと思います。