【フォアハンド】アウトを減らす為に実践している3つの改良ポイントとその効果

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秋の大会終了後から、敗戦の一因であった「フォアハンドのアウト」を改善すべく基礎練習を実施しています。

浅くて緩い浮いたボールを攻めにいってアウトをするという非常にもったいないポイントが記憶から離れません・・・・

そもそも浅い緩いボールに対して苦手意識があり、自信をもって打つことができません。

このボールをしっかりと自信をもって打てるようにすれば、自分のテニスレベルが底上げできるはず!という希望のもと、改良を決心しました。

アウトをするということは、「ボールの推進力に対し回転量が足りていない」ことが根本原因ですので回転量を意識した改良です。

主に以下の点に変化を加えて練習を積んでいます。

  • 「グリップの厚さ」
  • 「ボールの捕らえかた」
  • 「捻りの大きさ」

それぞれの変更の意図、効果を記事にしてみたいと思います。


グリップの厚さ変更

グリップをより厚めに持ってみるという変更を入れました。
セミウェスタンからウェスタン位でしょうか。

grip

意図

より回転を掛けたいというのが目的です。

試合会場で見る若者達も厚いグリップの人が多く、浅く緩い高いボールをしっかり打ち込んでいる選手をよく見る影響が大きいかもしれません。

効果

  • ボールへの当たりが強くなる(打ち負けが少ない)
  • スイングが制限され小手先による調整が入れにくい

持ち替えてからはこのメリットを強く感じています。

小手先の調整が入れにくいというのは、スイングの固定化につながるので「自信」につながる要素では!?と思っています。

ボールの捕らえ方の変更

以前にもご紹介したボールの捕らえ方ですが、厚いグリップにした方がこの捕らえ方が容易にできるということが判明。

高いボールに対してこのようにラケットヘッドを寝かさずにボールを捉えることで、推進力を保ったまま回転を掛けたショットが打ちやすいのです。

内部意識としては「ラケットのエッジから入ってサイドスピンかける」ようなイメージで打つようにしています。

下から上への順回転だけがスピンではないことを改て認識しました。

捻りの大きさの変更

西岡選手のフォアハンドデモンストレーション動画を見て、捻りの大きさが私とは全然違うことに気がつきました。

nishioka yoshihito

 

トッププロの打ち方で見慣れているテイクバックですが、よく見ると利き腕肩甲骨が相手に見える位大きく捻っています。

体の捻り戻しをスイングの原動力にできれば、スイングの再現性がグッとアップし、試合でも自信を持って打つことができるようになるはずです!

苦手な、緩くて浅い浮いたボールに対しては、腕の力ではなく捻り戻しの力を使って打つ意識を浸透させていきたいと思います。

まとめ

これまでも腕の力はなるべく使わないようにしてきたつもりでしたが、これらの改良を試してみるとかなり腕力に頼っていたんだなと痛感しました。

捻り戻しパワーを原動力として、小手先を使用しない、再現性・反復性の高いフォアハンドを身につけていきたいと思います。

まずは年内を目処に調整をしていこうと思います。

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全てのショットの基礎になる身体の使い方についてはこちら

追記

フォアハンドの威力と安定感を生むために欠かすことができない「プロネーション」についてこちらの記事にまとめました。

【フォアハンド】プロネーションの基本と有効な内部意識

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