先日、ボールのコントロールを重視した、球出しメインの練習を行いました。
ツアーバイト張ってみました😊
アルパワーラフに似てるような…
割としっかりした打球感で、回転のかかり良し。
ただ摩耗激しめ。
写真は、球出しメインの基礎練一回終了時。 pic.twitter.com/eRMJnUezIP
— ryomei (@MtRyomei) September 8, 2019
ガットを摩耗させただけでなく、ちゃんと気付きも得られました。
練習テーマは、
「狙った位置に精度高く打つ」
という超地味なもの。
実際にやってみると、バックハンドは結構高い精度でターゲット付近にコントロールできました。
が、フォアハンドがボロボロ・・
途中からフォアハンドのみの練習に切り替え、練習仲間からのアドバイスももらいながら試行錯誤した結果、背中(肩甲骨)にある意識を入れると症状が緩和することに気づきました。
個人的にちょっと良い気づきじゃないかと思うので、
- 意識を入れる前の症状
- どんな意識を入れたのか?
- どう変わったのか?
という点について語ります。
コントロールの練習をしよう!と思ったきっかけ
あっ、まず何故コントロール重視の基礎練をしようと思ったのかを簡単に。
試合やマッチ練で、
- 厚く捕らえて攻撃的なテニスを目指すと→アウトミス
- 確率を重視して回転をかけていくと→ネットしたり、ボールが浅くなって攻め込まれる
- 結果→負ける
という負の連鎖が最近多かったので、
「そこそこのボールを深く安定して打てるようにしよう」
と考えてコントロールの練習をしてみることにしました。
「背中」に意識をいれる前の症状
コントロールを重視し、回転をかけて狙うと以下のような感じで、思い通りの場所へ落とすことができませんでした。
- ボールが浅くなる
- イメージよりワイドに切れる
ラリーや試合の時と同じ感じ。
球出しでろくにコントロールできないんですから、試合で打てるわけないですよね。
という訳で改善開始。
地味な球出しを延々と行い、
「身体が開いちゃってる」
「もうちょいボールを押した方が良いのでは?」
というようなアドバイスをもらいながら打っていると、楽にボールが飛ぶ法則みたいのが体の中になんとなく芽生えました。
トリガーは背中(肩甲骨)です。
「背中」にどんな意識を入れたのか?
「もうちょいボールを押してみたら?」
というアドバイスの時に、例として「正拳突き」が挙がりました。
突く前に、グッと肩甲骨を寄せてタメを作りますよね。
その意識をテイクバックに取り入れてみました。
この寄せた状態から「突き」を放つように腕を前に出していくと、力み感がなく自然にラケットが走り「楽」にスイングができます。
感覚にどのような変化が起こったのか?
- タイミング的余裕が生まれた
- スイングが楽になった
- ボールを「押す」イメージが掴めた
- 狙った(イメージした)軌道とのずれが減った
ざっとこんな違いを感じました。
タイミング的余裕は、背中に意識を向けることで、背筋が伸び距離感が正しく掴めるようになったことで生まれたものかもしれません。
これまで軸が前に倒れてて、イメージより面が被って浅くなってしまっていたということが考えられます。
まとめ
以上が先日の練習の収穫。
この気づき、テニスビズさんが推奨する「「姿勢」「脱力」「視線」」の「姿勢」に当てはまる部分ですね。
今回の経験で、この3ポイントは欠かすことができない重要項目であるということが再認識できました。
今後強く意識して練習を重ねていこうと思います。