チャンスボールを決めきる5ステップ

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デビスカップ 日本対イギリス 残念でしたね。

錦織選手の凄さをあらためて感じました。日本開催だったら逆の結果だったかもしれません。
選手の皆さんお疲れ様でした。

楽しい時間をありがとうございました。


当たり前(?)ですがプロはチャンスボールを確実に自分のポイントにしますよね。

一方私はチャンスボールを確実に決められるようになるため、球出しによる基礎練習を行っていますが、実戦でなかなか決めきれず、ボールと身体とスイングがバラバラになる感覚がなくなりません。

そんな悩みを抱えながら、錦織選手がチャンスボールを叩くとき時の様子を見ていておやっと思ったことがあります。

それは・・・

打点に早く入らない

私は打点に早く入って早く構えるという教育でここまで育ってきました。

レベルが上がり球速が上がれば上がるほど大事なポイントになります。

しかし、チャンスボールの場合、早く打点に入って早く構えるとボールを打つまでの時間があり過ぎタイミングがとれなくなってミスをするのではないでしょうか。

かなりの確率でこれが『ボールと身体とスイングがバラバラ』になる正体だと思います。

動画の4分20秒辺りのチャンスボールに対し、一旦間があってから、すすっと前へ移動し、タイミングを合わせて打っているように見えます。

(例はドロップなんですけど…)

ちなみにプロのスマッシュ(グランドスマッシュ含む)も一旦下がってから前へ動き打っています。

打点に早く入って止まってはいません。

動いているもの(ボール)にタイミングを合わせるには、自分も動いていたほうが簡単です。(動くことによってリズムが生まれるから)

ボールと同調するのは、インパクトを正確にとる為ですので、軸足にパワーをグッと溜めてからドンと打つテンポはつなぎストロークと叩くチャンスボールが同一である方が安定します。

ですので、チャンスボールが来たら、すぐに落下地点へ動き始めるのではなく、落下点を想像し、通常と同じテンポで打てるようにスタートを切ること(ワンテンポ待ってからスタートする)が重要っぽいです。

 

 

 

 

次にチャンスボールを練習していく中で掴んだコツ。

レベルスイングで直線的な弾道にする

ベースラインからつなぐストロークのスイングと同じイメージで打つとバックアウトが増えてしまいます。

チャンスボールの場合ほとんどはベースラインより内側に入り高い打点で打つので、直線的なレベルスイングにした方がバックアウトを減らすことができます。

トッププロの試合をテレビで見ていると気がつきにくいですが、私自身この意識を持つようにしてから、チャンスボールでのバックアウトのミス(ふかし)を減らすことができています。

こうして文章にすると「当たり前」なことなんですが、できていなかったみたい・・・

まとめ:チャンスボールを決めきる方法

  1. チャンスボールがやってくる
  2. 落下点を見極める
  3. インパクトへタイミングを合わせながら移動(ワンテンポためる)
  4. 高めの位置にラケットをセット
  5. レベルスイングで叩く!

チャンスボールが怖い、苦手だと感じている方は試してみて下さい。

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