La #TeamYonex a déjà adopté la nouvelle VCore Pro
Disponible en magasin à partir du 13 Septembre ! #USOpen @stanwawrinka @D_Yastremska @HyeonChung pic.twitter.com/9zrqqvwwld— yonexfrance (@yonexfrance) September 7, 2019
2代目となったブイコアプロを打ってきました!!
初代(2018年)モデルを約1年使っていたので、早いタイミングのリニューアルに驚いたのと同時に、どんな進化を遂げたのか非常に楽しみにしていました。
気になるのは、VDM(Vibration Dampening Mesh)が搭載されたことで打球感がどのように変わるのかという点。
初代もそれほどハードな印象はなく、競技者モデルとしては割と扱い易かったので、さらにマイルドになったのか・・・??
それでは早速感想をまとめていきたいと思います。
初代のインプレと新作に搭載されたテクノロジー
レビュー前に、「VCORE PROってどんなラケット?」という点のご紹介です。
本記事の中には、初代との比較を挙げますので、先に確認いただくとより伝わりやすいかなと思います。
デザイン
前作の「濃紺xオレンジ」から「濃緑xゴールド」へ配色変更されました。
これはこれでカッコイイですね!
スペック
VCORE PRO97 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
310g | 97平方inc | 27inc | 20mm均一 | 16×19 | 310mm |
数値的には前作と同様で変化ありません。
テクノロジーの変更のみです。
ファーストインプレッション
ショートラリー初球から、「やっぱ結構飛ぶ」と感じます。
ボレーボレーにしても、他メーカーのフラグシップモデルと比べると、打球感・操作性ともに「楽」さがあります。
弾きは弱いので、打球感は少し「重め」ですが苦にならない範囲です。
前作もこんなだったな・・と少し懐かしさを感じました。
ストローク
距離を伸ばして、厚くて強いインパクトをすると、「打球感が綺麗」です!(表現が変かもですが・・)
しなってラケットに乗っている感触の後、スパンと雑味なくボールが飛んで行ってくれます。
このクリアさは前作を上回っている感じです。
新テクノロジー「VDM」の恩恵だと思います。
弾道はそれほど上がりませんが、ストリングへの引っ掛かりはしっかりと感じることができました。
フラットドライブ系の直線的なボールの方が良い打球感で気持ち良く打てます。
また、スイートスポットの広さを改めて感じました。
特にフレームの先で打った時、違いを顕著に感じました。
先端で打っても「柔らかさ」のある良い打球感で打てるんです。
これは結構安心感につながります。
ただ、差し込まれたボールを凌ぐスライス系のショットに関してはアシストが少なくちょっと大変。
守備的になった時の難しさはありました。
ボレー
広いスイートスポットのおかげで、ボレーはかなり打ちやすいです。
310gありますが、操作性に問題ありません。
相手の突き球を芯で捕らえられず、少し外してしまった時でも、「ビィーン」といいう嫌な振動がほぼ感じられなかった点にちょっとびっくり。
このラケットの振動吸収性はかなり高いものがあると思います。
ストリングの動きの良さから、アンダースピンをイメージ通りかけられ、バウンド後に滑るボレーが打てたと思います。
サービス
以前「ブイコアプロ97」を選択した決定的な理由が、サービスのコントロール性の良さです。
新作にも、しっかりと継承されていました。
打球感がクリアな分、なんなら若干レベルアップしたようにも感じます。
デュースサイドからのスライスサービス、アドサイドではボディーサーブでサービスポイントを重ねられました。
スライス系のサービスで、変化とスピードの両立ができ、効果的な球が打てたと思います。
ただ、セカンド(スピン系)は、返し易かったという手厳しい評価もいただきました。
エグイスピンを打つには、もう少しスイングスピードを上げる必要がありそうです。
フィーリングインタビュー
VCORE PROを試打したテニス仲間にラケットの感想をインタビューしました。皆どのような感想を持っているのでしょうか!?
ラケット評価チャート
まとめ
以上、新型VCORE PRO97の感想・評価でした。
フラグシップモデルの割に扱いやすい、前作の特徴そのままに、さらに打球感が洗練されています。
打球感にこだわりのある方に是非試していただきたい1本です。