フォアハンドストローク 弾道の調整方法〜スイングを変えずに調整する

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週末はシングルスの試合練習を実施しました。

その中で、つなぎ球の弾道(山形)と攻める球の弾道(直線気味)調整について、気づきがあったので記事にします。


これまで私のフォアはスピンを効かせてムーンボール気味な球が主体でした。
自分よりストローク力が劣る相手にはこれでも通用していましたが、ストロークがしっかりした相手には叩かれてしまい、劣勢に立たされることが多々あり、攻撃的なフォアハンドを目指し色々なスイングを試してきました。

攻撃というイメージでフラット系の速い球を打とうと、回転をかけないようなレベルスイング(ボールを押すようなスイング)を取り入れましたが、安定せず結果が残せませんでした。

先日見つけたみんラボ動画、オフェンス練習編で駒田研究員が言っていた、「攻撃は速い球を打つことではなく早いタイミングで打つことです」という内容を実践形式で試してみました。

<みんラボ オフェンス練習動画>

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感じた違い

早いタイミングで獲ろうと思うと、ベースラインの内側に入る機会が多くなり、自然と打点が高くなります。

ですから、そこから更に上へ打とうとしない限り、山形な弾道を描けません。

高い打点から身体の流れに任せていつも通りスイングしても、直線的な球が打てます。

今までは、打点を落としていた(その場で止まっていた)為、山形な弾道となってしまっていたと分析できました。

それをスイングで調整しようとしていたので、安定感もなかったのかと…
うーん、残念!!

効果

スイング調整を入れないので、攻撃的な球が安定して打てます。

スイングを調整して(レベルスイングで打って)ジャストミートした時の方が威力(球速)は出ますが、試合に勝つことに趣を置くと、安定感を取った方が良いでしょう。

つなぎ球、攻め球の違いは、ボールを捉える位置だけで、攻める球はより前で(高い打点で直線的な球)、つなぐ球は少し下がって(打点を落として山形な球)、打ち方は同じという簡単テニスが安定感を生みます。

課題

気持ちの焦りが一番の課題です。

同じスイングという意識でも攻めるという気持ちがあると、無駄に速いスイングをしようとする自分が顔を出し、その子に打ち勝てずミスっちゃうという失点パターンが多く見られました。
ここは実戦形式の練習はもちろん、普段のラリーから焦らないよう意識していかないと治らないものだと思うので、徹底した練習が必要です。

普段からチャンスボールを冷静に打ち込むということを身体に染み込ませ、試合でミスらないようにしなければ。

頑張ろう、俺。

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