2020年末ブリジストンがテニス事業から撤退し、それまでブリジストンが販売権を持っていたテクニファイバーブランドの製品はラコステが取り扱うことになりました。
ブリジストンと言えば「X-BLADE」シリーズをはじめとしたラケットが人気でしたが、テニスボールでもお世話になりました。
試合では「XT8」練習では「TOUR PRO」「NX1」と充実のラインナップでした。
この記事を読んでくださってるみなさんもきっとお世話になっていたのではないかと思います。
そんなボール君達が、テクニファイバーブランドとして登場することとなりました。
今回は「NX1」に近い練習ボール「NFX」のレビューをしていきたいと思います。
テクニファイバー テニスボールの種類
本記事執筆時点では、以下のようなラインナップです。
- X-ONE
- COURT
- NFX
①X-ONEはXT8の後継で、JTA(日本テニス協会)やITF(国際テニス連盟)公認の試合ボール
②COURTはTOUR PROの後継でITF公認ボール
③NFXはNX1の改良版の練習用ボール
ブリジストン時代と変わらないでいてくれるので、ちょっと安心ですね。
「NFX」の特徴は?
- ウールの量を増加
- コア部分に特殊加工
上記を施して、耐久性はそのままに、ソフト感と性能均一性を向上させているそうです。
「NFX」の打球感は?
練習開始‼️
まずNFXを実食😊#テクニファイバー pic.twitter.com/DJCoDkiKtw
— ryomei (@MtRyomei) February 5, 2021
最近は買い貯めていた「NX1」で練習することが多かったので、改良っぷりが良くわかりました。
間違いなくソフトになっています。
空気圧というよりも、フエルトが柔らかく感じ、ガツンとした硬さがなくなりました。
柔らかくなった分、少し弾きも控えめになって扱いやすくなったと思います。
これまでNX1に対し「硬すぎでしょ」と、敬遠されていた方も試してみると良いと思います。
「NFX」の耐久性は?
まず、練習前後の様子を比べてみましょう。
フエルトは削れましたが、2時間練習しても最後まであまり打球感が変わりませんでした。
グレードとしては「練習球」なので、へたりにくいことがポイントです。
文字部分の塗装(?)がしっかりしていて剥がれないので、ストリングが汚れないことも高評価です。
あとは次の練習で使ってみてどんな感じか..?ですね。
ここはまた改めて評価します。
まとめ
以上、2021年のニューボール、テクニファイバー「NFX」のレビューでした。
「ちょっとソフトになったNX1」
という感じで、
- お手頃価格
- 高耐久
- 改善された打球感
が特徴のボールだと思います。
普段の練習用に使ってみてはいかがでしょうか?
確かに「NX1」はちょっと硬めでしたからね。
ソフトになることは歓迎です。