2016年最後のグランドスラム、全米オープンテニス、錦織圭選手ベスト4という結果でした。
準決勝のワウリンカ戦は土曜朝という絶好のタイミングでしたので、じっくりと観戦させていただきました。
結果は残念でしたが、学ぶ点はたくさんありました。松岡修造さんの解説はいいですねー。
共感できるし、試合に入り込めます。熱いけどサッカー解説のようにただ絶叫しているわけではなく、私は好きです。
錦織選手が最高のスタートをきった1stセット。修造が好調の原因を我々アマチュアにも非常に参考になる観点で分析していました。試合に臨む前に確認すれば落ち着いて試合ができるきがします。
そのヒントを目標に試合練習を実施したので、感想をレポートします。
修造の解説から得た3つのエッセンス
リズム良くリラックスし(ボールに)フォーカスする状態を目指そうというものです。勝手にそれっぽくRRFとか言ってみます。
リズムとリラックスとフォーカスです。
テニスが良くない時のあるある
- サービスだけで楽にポイントを取ろうと打ち過ぎる
- ラリーで我慢ができず、早くポイントを取ろうと展開を急ぎすぎる
- 無理やりサーブ&ボレー
何かしないとポイントがとれないという精神状態になると私はこの状態に陥ります。相手のレベルに関わらず。こういう状態になるとリラックスできずショットに力が入りますし、ボールではなく結果にフォーカスしてしまい、良い結果を残せません。
修造の解説をヒントにして試合練習の目標
ポイントがとれない時間帯でも無理せず長いラリー展開をする
ポイントがとれない時間帯になると無理して強打や、サーブ&ボレーと上に挙げたようなプレーをしてしまうことが多いので、我慢のプレーを続けることを目標にして、練習に臨みました。
試合練習の結果
第1セット:6-2
このセットは相手が勝手にミスをしてくれる展開でしたので、プレーを変更するという選択が必要なく、同じようにプレーしていればポイントがとれるという、精神的に楽な状態で試合を進められました。
スムーズにポイントがとれていたので、このセットはリラックスしてテニスができていたと評価できます。
第2セット:7-6(6)
相手のミスが減りポイントの取り方がわからない状態に陥りました。
1stセットのリラックスはポイントがとれないと感じてから消えました。ショットを強く打たなきゃとか、もっとコースをつかなきゃという邪心?がはびこってきました。
2ヶ月位前に戦績的にかなり格上の相手にたまたま勝つことができ、そのプレーが正解なんだと勝手に思い込んでしまっていたのが、ポイントの取り方がわからなくなった原因だったかもしれません。
<その時の記事>
この日の相手と以前の格上の相手ではプレースタイルが全くことなり、格上の方が嫌がっていた球だとしても、今回の相手が得意な球だったら効果がありません。
今回の相手はヘビースピンを得意としているので、山なりな球で打ち合ってもミスが期待できません。それに3-3位で気づいたのでプレー変更。バックはスライスでフォアに浅い球を、フォアは修造のアドバイス通り、無理にエースをとりに行かずしっかり回転をかけ深い球をうつことを意識。(相手がバランスを崩すなと感じた時は前へ詰めました)
かなり競りましたが、自分のプレーがぶっ壊れることなく勝ち切れたのは練習試合といえども大きな収穫です。
まとめ
そろそろシングルスの大会がありますので、修造先生の為になるアドバイスはありがたかったです。ポイントがとれなくて、焦りが生じたり、混乱してしまった時に見直せるポイントになると思います。
目標の大会までもう少しありますので、このヒントを胸にもう少し調整をしていこうと思います。