【全仏2018】4回戦 錦織vsティエム クレー巧者対決の見どころはココ

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全仏オープン2018錦織選手の3回戦 (vsシモン)は圧勝でしたね。

シモンの粘り強いテニスに対してもしっかり打ち抜いて勝ちました。

個人的には「シモン沼」にもう少し苦労するのかと思っていましたが、予想を上回る錦織選手の強さでした。

(関連記事:【全仏2018】3回戦 錦織vsシモンの展望や見どころ〜シモンってどんな選手?)

特に第2セット中盤から後半は何を打っても入る状態で見ていて気持ちよかったですね。(あんなプレーをしてみたいものです)

次の4回戦はクレーに滅法強い第7シードのドミニク・ティエム選手です。

錦織選手もクレーでは安定成績を残しており、クレー巧者同士の注目の対戦です。

ティエム選手の情報と、試合の見どころについてまとめます。


ティエムってどんな選手?

本ブログでも以前特集した、注目の若手選手です。

ドミニク・ティエム 選手の使用ラケットやプレースタイルを動画と共にご紹介

特集した時は22歳でしたが、現在は24歳。そろそろ若手卒業ですかね。

全身をフルに使った大きなスイングが特徴で、ショットの威力が半端ありません。

全仏オープンは2016、2017年連続でベスト4まで勝ち上がっています。

また、2017年クレーコートでナダルに勝利した唯一の選手で、2018年も今現在クレーでナダルに勝ったのはティエムのみです。

使用ラケットはこちら

昨年から変わらずピュアストライクを使用しています。

錦織 vs ティエム 過去の対戦成績

過去の対戦成績

【2015年】ゲリーウェバーオープン:錦織 7-6(4),7-5 ティエム
【2016年】ローマ:錦織 6-3,7-5 ティエム

過去は錦織選手が勝っていますが、ティエムがメキメキと力をつけてきてからの対戦ではないので、この結果だけでは優劣の判断できませんね。

ローマのクレーで対戦があるのでお互い対策は練ってくると思います。

  • 参考動画 2016ローマ大会 錦織 vs ティエム

 

今期のクレー成績比較

錦織ティエム
モンテカルロ(1000)準優勝ベスト8
バルセロナ(500)2Rベスト8
マドリード(1000)1R準優勝
イタリア国際(1000)ベスト82R
リヨン(250)優勝

それぞれマスターズで準優勝しています。

どちらもナダルにやられています。

錦織選手のマドリード1Rはジョコビッチ(この試合のジョコは強かった!)ですし、どちらもいい調子で全仏に臨めていると思います。

試合の見どころ

ティエムは威力のあるストロークとサービスが武器です。

上背はそれほど高くないのですが、220kmを超えるようなサービスを打てる選手です。

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まずはサービス攻略が鍵になるでしょう。

リターンが浅くなってしまうと、ストロークの強打であっという間に劣勢になってしまいます。

またストロークもダイナミックで伸びがあり、重そうなボールを量産します。

3回戦のシモン選手もストロークが強い選手でしたが、ティエムのボールの方が回転量が多くバウンド後の伸びがあります。

錦織選手が下がって処理をしてしまうとティエムのペースになってしまうので、早いタイミングで処理をすることが鍵を握ると思います。

タイミングを早く取りティエムにしっかりと構える時間をなくせば、錦織選手のペースで試合が展開できるはず。

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錦織選手の伝家の宝刀、ライジングでのバックハンドダウンザラインに期待したいです。

ここが見どころ
  • ティエムの強打 vs 錦織のライジング

まとめ

4回戦進出でベスト16が決まりました。

今大会錦織選手は第19シードなので、順当であればここから先は全て上位選手との対戦となります。

チャレンジャー精神でいけるとこまで勝っていってほしいですね。

皆で応援しましょう!

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