先日の練習は強風で対人でのラリーはかなり厳しい状況だったため、スリンガーを使っての球出し練習に切り替えました。
朝練、風強すぎてラリーにならず。
こういう時のスリンガー
ここで打てば入る❗️
という打点が確認でき、有意義な練習となりました。
たまには良いですね。 pic.twitter.com/wTEb7o06NN
— (@MtRyomei) February 26, 2023
球出し練習は普段もちょいちょいやっていますが、
- 左右に10球を2セット
- 前後に10球を2セット
- チャンスボール打ち込み10球を2セット
というように色々なことをちょっとずつやるメニュー。
この日は、スリンガーの調整が面倒だったという理由もあり、一定の球をずーっと打ち続けるという練習をやってみました。
結果は個人的に超有意義な練習となりました。超地味だけど。。。
どう有意義だったのか、ご紹介してみたいと思います。
スリンガー開始時の状態
- 弾道が安定しない
- フェースの根本にあったている感触
- 狙っているコースより逆クロス気味にそれる
普段も良くあるんですけど、根元に当たっている感じで、ボールは走らないしコースは散らばるしで感触は良くありません。
スリンガー開始時も「良くない状態」でした。
改善策としてたてた内部意識
- ちゃんとコートに収めるためスピンをかけることを意識
- ボールを走らせるために脱力
- ヘッドの走りを感じる
といった意識で調整をしながらひたすら同じ球を打ち続けました。
するとだんだん感触が良くなってきて、だいたい思った通りのボールが打てるように。
普段はそれほど長時間球出しを行わないので「だいたい思った通りのボール」が打てるところでやめてしまうのですが、この日はそれでも同じボールを打ち続けました。
すると、新たな気づきが。。。
同じボールを打ち続けて掴んだヒント
そのヒントはTweetしたように「ここで打てば入る」という打点がはっきりとしたこと、
それプラス、
- タイミング:ボールが落ち始めた直後
- インパクト面:自分の内部意識ではボールの下を触る感覚
と3つ揃えば、
自然に脱力できて、自然にヘッドが返る
結果、安定して質の高いショットが打てるということに気づくことができました。
本当の脱力って?
「腕の力を抜く」とか「肩を上げない」という身体操作をメインにこれまで意識していましたが、今回の気づきにより、
良い位置で打つことができれば脱力は自然とできるのでは?
と考えるようになりました。
なので、「あっ、力んでミスってしまった」と感じたら、身体操作を意識するのではなく、
- 打点に入れていたか?
- インパクトのタイミングはどうだったか?
をチェックした方が、次へ繋がるのではないかと思います。
これが今回気づいたぼく流の脱力の極意です。
まとめ
この地味練「楽しいか?」と聞かれると正直微妙で、対人練・試合をした方が絶対楽しいですw
ただこれまでよりも深く「打点」について確認ができたのも事実。
反復練習の大事さを痛感しました。
これからも機会があったら取り入れていこうと思います。
皆さんも苦手ショットがあったら、この超絶地味練を試してみて下さい。
きっと感覚がつかめると思います!
もちろん試合では同じ球なんて飛んでこないので、この練習通りにいくわけありません。
ですが、安定して入る「打点」「タイミング」「触り方」を確認できたことは大きな収穫です。
崩れても立て直しが効きますからね。