2016年全豪オープン準決勝、ジョコビッチvsフェデラーに熱くなった方も多いのではないでしょうか。
今回が45回目の対戦でしたっけ??数々の名勝負を繰り広げてきました。
今のジョコビッチは精密機械のような鉄壁の守備が強さの秘訣で、相手が攻め急いで崩れていくことが多いです。
昔からそうだったのか?
というと意外とそうではなく(昔も守備は良いけど・・)、だんだんと精密機械化されてきたように思います。
ちょっと昔の試合展開と比較してみます。
2008年全豪オープン準決勝
8年前、2008年同じ全豪オープンの準決勝の動画です。
この年ジョコビッチが全豪初優勝をするわけなのですが、フェデラーに攻め勝ったという印象です。
フェデラーが鉄壁の守備に対し、どうしたら良いのか分からなくテンパっている雰囲気はありません。単純にジョコビッチの攻めが上回った勝利だと思います。
サービスに関してもフォームが今と大きく違いますね。今の方がしなやかに効率良く体が使えています。
2016年全豪オープン準決勝
2011年にジョコビッチがトランスしてからはご存知のようにミスをしない壁となり、隙をついたカウンターや、安定した攻めで相手を寄せ付けなくなりました。
どんなに振られてもボールに触れれば、相手コートのサービスラインより深くコントロールできてしまうように見えます。
攻略するには、シモンのようにコートの真ん中で果てしなく打ち合うか、昨年のマスターズファイナル、ラウンドロビンのフェデラーのように鉄壁の守備を打ち抜くか、しか思い浮かびません。
ジョコビッチの強さでもう一つ忘れてはならないのが、長時間の試合をした後の回復の早さです。やっぱり例の食事方法の影響なのでしょうかね。
もう読まれましたか??
このご時世で小麦を摂取しないって相当な精神力がないとできないと思います。もちろんスーパー栄養士がついていて徹底管理しているのでしょうが。
コーチのベッカーは結構不摂生だったという噂を聞きます。…まぁ噂です、本当のことは何も知りませんけど。
どんなアドバイスしてんのかな。
今年はオリンピックイヤーでもあり、年間ゴールデンスラムを達成することができるのでしょうか。
とても楽しみですね。
錦織選手とともに応援していきたいです。
2017/2/25 追記
動画がリンク切れとなっており、申し訳ございません。
フェデラーの過去の動画と比較した記事を新たに起こしましたので、ご興味があればこちらをどうぞ。
2018/1/11追記
本記事の動画リングを修正致しました。
上記2017年の記事と合わせフェデラーとジョコビッチの進化をお楽しみ下さい。