先日の練習で好感触だったフォアハンドの打点を身体の近くでとる意識で壁打ちを実施しました。
<関連記事>
フォアハンドの打点〜遠くにしなきゃいけないわけじゃない
「遠くにして遠心力を使って打たなければ良いショットは打てない」という思い込みから作られた呪縛から解放されたような気がした気づきでした。
このフォアハンドを身につける為に注意したポイントをまとめます。
トッププロの動画で肘の形を確認
打点を遠くに捕らなくても別に良いのでは!?と感じてから男女色々な選手の動画や画像を見てみたところ、多くの選手が肘にかなり余裕があることに気がつきました。
フェレールのフォアハンド
スイングはコンパクトで、鋭く正確ですね。肘は伸びずに曲がった状態が保持されているように見えます。
アザレンカのフォアハンド
インパクトでは肘が曲がった状態でインパクトをしています。
フォアハンドのイメージで壁を押すとしたら肘が伸びているよりも、曲がっていた方が力が入りますし、遠くより近くの方がボールを正確に捕らえられます。
打点は遠くしなくてはいけないという思い込みが事実をフィルタリングしてしまうという最たる例ですね…
このような経緯があり今日の壁打ちで意識したポイントは次の3ポイント。
コンパクトテイクバック
最も力の入る打点から左手を添えて自然にセットします。打点を遠くへ捕ろうとしていた時に比べ小さいなと感じました。脳内イメージはこんな感じ(笑)
肘を曲げたインパクト
テイクバックの基準になったポイントで捕らえます。
感覚としては身体に近いと感じますが、パワーは問題なくのります!!
もちろん打点までしっかり動くことが前提ですよ。
コンパクトフォロースルー
打点が近めなのでコンパクトに収められます。先ほどのフェレールも超コンパクトですよね。
次のボールへの対応が早まるはず!
そして肩への負担も少なめ(痛まないから)
今日の結果から、この『コンパクトフォアハンド』かなり期待しています。
明日は試合練習予定なので、再現性高くショットが放てるか確認してみたいと思います。