【本日の練習で気づいたこと】
ストロークでの当たりの良さは「姿勢」の良さに大きく左右される・・・んじゃないかと。
「姿勢を起こす」ことだけ考えて、振り方とかは一切意識しなかったけど、良い当たりのボールを再現性高く飛ばすことができました。
次の週末に忘れてしまわないように✏️メモメモ
— ryomei (@MtRyomei) May 31, 2020
✅ストロークの当たりが薄くて威力が出せない
✅威力を出そうと意識的に厚めに当てると超アウト
✅ショットの再現性が低め
というような病に冒されている私みたいな人のヒントになるかもしれない、「姿勢」について整理してみたいと思います。
私自身、「姿勢」は起きているものと思ってずっと練習をしてきましたが、今回の基礎練で実は「起きていない!」ということが判明。
それを気づかせてくれた練習や姿勢の矯正方法なんかも合わせてご紹介していきます!
「姿勢が起きていない」ことに気づいたキッカケ
いつも通りストロークの改善をしようと、球出しでの基礎練。
この日は厚い当たりの感覚を確認しようと思い、久々に「ドライブボレー」練習を行ってみました。
ネットを挟んで山なりに球出ししてもらったボールをドライブボレーで打つというシンプルな方法です。
約60球打ち込み、
- 厚い当たり
- 回転と推進力の両立
ができた、自分の中では良い感じのボールを打つことができました。
と、やってみると・・・
なんということでしょう・・
いつも通り不安定ではありませんか。
同じように打っているつもりなのに・・
悔しいので、今度はドライブボレーの感覚を直接ストロークに移せるように、
⏩ドライブボレー5球
⏩ワンバウンド5球
交互に球出ししてもらって、何か違いがあるか確かめてみることにしました。
結果、残念ながら感覚的違いは掴めないまま、ドライブボレーでは良い球が打てるけど、ストロークはダメ!という状況は変わらず・・
ここで、球出しの方から、
ドライブボレーの時と、ストロークでは肩の入りが違いますね。
▶️ドライブボレーの時は上体が起きていて大きく捻れてタメが作れてる
▶️ストロークの時は捻りが小さくてタメが小さく腕で振っている
ように見えるとのこと。
このアドバイスがストロークで「姿勢が起きていない」ことを気付かせてくれたきっかけです。
「姿勢」が崩れる原因は?
なんで同じ人間が打っているのにこうも違うのかちょっと考えてみました。
で、たどり着いた答えがこちらです。
ドライブボレー
図のように上からボールが来るので、(若干後傾になるくらい)姿勢が起こせる!
ストローク
図のように下からボールが来るので姿勢が前に倒れる
簡単にいうと、ボールにつられてしまって姿勢が崩れてしまっているのではないかと。
「自分の姿勢を維持して(ボールにつられずに)打つことが大事」
という結論に至りました。
「姿勢が起きていない」ことで起こる症状は?
仮にドライブボレーの感覚が正しいものだったとすると、
✅基本的に当たりが薄い
✅厚く当てようとラケット面を意識
✅厚く当たりすぎてフカす
✅怖くなって薄く当てて威力のないボールになる
が姿勢が起きていない時の症状として考えられます。
実践&実戦での効果は?
さて、姿勢を意識して球出しストロークを打ってみたところ、
☑️厚い当たりの感触が増した
☑️楽にボールが飛ぶ
☑️ショットの再現性が増した
と、感触が明らかに変わりました。
一生懸命振らなくても楽に良いボールが飛ばせる感じがありました。
実戦では、リターンに最も大きな変化があって、
「余裕」が感じられるようになりました。
一生懸命前で捕えようとしていた時に比べ、
☑️相手コートが見える
☑️自信を持って振れる
☑️当たり損ないが減った
という違いを感じます。
参考にしたいプロ選手
姿勢の良いプロ選手。
参考になるのがフォニーニ選手です。
前傾の気配を全く感じさせません。
一見棒立ちの様に見えますが、姿勢が起き続けているからそう見えるのかもしれませんね。
今後しばらくこのイメージを持って練習していこうと思ってます。
まとめ
正しいフットワークやスイング、効率的なテイクバックとかいろいろな技術論ありますが、それは正しい「姿勢」が前提にあるということが実感できた練習になりました。
ストロークが不安定で⬆️で述べた症状に当てはまる方は、是非ドライブボレーを練習してみて下さい。
強制的に姿勢が起きるので、姿勢の矯正にピッタリな練習です。
「ボールにつられない」ようにお互い頑張りましょう!!
よし、じゃあボールをバウンドさせて打ってみよう