手出し練習というとビギナーの練習と考えがちですが、トッププロも実施している超効果的な練習です。
先日私も2時間
- 手出しのみ!
- フォアハンドのみ!!
というストイック系な練習を敢行。
結果、マッチ練やラリーの練習では得られない気付きを得ることができました。
今日は2時間ひたすら手出しのフォア練習。
・スムーズに振れる打点
・ボールに入るフットワークと、基本の確認がしっかりできました。
打点に関する気づきも得られ、地味だけど有意義な時間でした😄
練習できて禁断症状も治まりました👌
— ryomei (@MtRyomei) 2019年6月16日
本記事では、手出し練習の魅力と効果を実体験から語ってみたいと思います。
フォーム固め
ショットの改善をしていく為にフォームの変更は避けて通れないと思っています。
「もっとスピードを」とか「もっと回転を」と目指すショットがあればそれに適したフォームに変えていく必要がありますからね。
そういう時にいきなりラリーをしてもなかなか上手くできないものです。
テイクバックの位置や、スイング起動を自分の中に落とし込む必要があります。
落とし込み作業を効率的にするために「手出し練習」が有効です。
ゆっくりなボールが一定の場所に来ますから細かい部分の確認がしやすいんですね。
打点の確認
- ラケットが走らない
- スイングが窮屈
- ボールの弾道が安定しない
と感覚が優れなかったので、私はこれをメインに行いました。
まず、どの位置で打てば「力まずに脱力した状態で自然にラケットが走るのか」と確認。
目安ができたところで後はその位置で打てるように徹底的に反復練習という流れです。
フォーム固めでも書きましたが、「一定の場所に来るボールを反復して打てる」ので感触の良い打点を感覚に落とし込みやすいメリットがあります。
自分のパワーを乗せて打つ練習
テニス中級者と上級者の差として上げられる1つに「死に球(勢いのない球)を自分から打ち込むことができる」というものがあります。
相手ボールに勢いがあれば、「おりゃ!」というノリ(相手ボールの勢いを借りて)でそれなりに良いボールが返りますが、死に球は自分のパワーを正確に乗せる必要があります。
これを実現するには、
- 「下半身のタメ」
- 「正確な打点」
- 「正確なスイング」
が必要になってきます。
この確認にも手出しが有効です。
図のように出してもらい前へのフットワークを使いながら、タメをつくって打ち込むというものです。
打ち込みが苦手な方は最初入らない可能性が高いです。(私がそうだったように・・)
この練習で安定して入ってくると実戦でも使えるようになってくると思います。
まとめ
以上、手出し練習の効果をまとめてみました。
- フォームチェック
- 打点チェック
- 反復練習
と基礎を学ぶのに最適な練習方法だと思います。
ショット改善を検討している方は取り入れてみてはいかがでしょうか。