子供のミニバスを綺麗に撮影したくて購入した一眼レフカメラ「CANON EOS9000D」。
以前使っていた「kissX5」と比較すると、ブレずに綺麗な写真が撮れて満足していたんですが、しばらく撮影をしているうちに気になる点がでてきました。
動く子供達をブレずに撮る為にシャッタースピードを「1/800〜1/1000」に設定すると、体育館環境によって写真が暗くなってしまうんです。
で、写真を明るくする為にシャッタースピードを落とすとブレが気になるという・・・
この悩みを解決するには「明るいレンズが必要でしょう」ということで、「CANONの撒き餌レンズ」と異名をとる人気の「EF50 F1.8 Ⅱ」を購入してみました。
数試合撮影して感じたメリット・デメリットをレビューしていこうと思います。
こんなレンズです
コンパクトで持ち運びがしやすいレンズです。
実際撮影していても先端に重みがなく、「サッ」と構えられるので動きのあるスポーツなんかを撮るのには適しているように思います。
上げたり下げたりが楽だし、疲れにくいのが良いですね。
何で「撒き餌レンズ」なの?
通常一眼レフとセットでついてくるレンズは、ズーム付きの取り回しが良いものになっています。
もちろんこれでも十分綺麗に撮影できるのですが、
体育館のような暗いところでも明るくとりたい
背景をぼかして雰囲気の良い写真を撮りたい
というようなわがままにはあまり応えてくれません。
そんなわがままを叶える為の本気レンズはかなり高価・・
この「EF50 F1.8 Ⅱ」は本気レンズの中の入門モデルで、安価ながら「本気レンズはこんな綺麗な写真が撮れちゃうよ」ということを経験させてくれるレンズです。
こうして段々と高価なレンズに興味が向くように撒かれた餌的なレンズであることから「撒き餌レンズ」と呼ばれているみたいです。
実際撮って感じたこと
メリット
- 軽くて撮影が楽
- ピント合わせに集中できる
- 暗い場所でも明るく撮れる
- シャッタースピードを上げられるのでブレない写真がとれる
軽さは先ほど挙げた通りです。
ズームがあるとそっちに気をとられてシュートシーンのピントがブレるとかあったんですが、こっちはピント合わせしかすることがないので、良い感じのシュートシーンが撮れるようになった気がします。
デメリット
- ズームがないので引き気味の写真になる
- 中望遠なので丁度良い焦点ポイントが少ない
この50mmという焦点距離が絶妙で、試合を撮るには近いし、近くのものを撮るには遠いという感じです。
デメリットのカバー方法
引き画になってしまったものは、画像のトリミングでカバーしています。
私は写真管理をMacで行っていて、「プレビュー」から簡単にトリミングできます。
もとの画像が綺麗なので、トリミングしても画像の粗さはそれほど気になりません。
注:写真は主にスマホで閲覧し、印刷することはない前提です。
実写比較
- セットレンズ
- 単焦点レンズ
ボケ具合の違いが多少なりとも分かるかと思います。
単焦点はこれ以上近づくとピントが合いませんでした。
やはり使い勝手はセットレンズの方が良いですね。
まとめ
以上、「EF50 F1.8」のレビューでした。
デメリットで挙げた通り、若干使いにくい点もありますが綺麗な写真が撮れるというメリットが上回っているという評価です。
餌にしっかり喰いついてしまった結果となっています。
暗めのシチュエーションできれいな写真を撮りたいという方は是非試してみて下さい。
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もちろん全く問題なく撮影できています。
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