シャトルを購入してからあっという間に一年が経過し、定期点検の季節が巡ってきました。
点検中少し出かけたかったので担当の方にお願いしたところ、代車でジェイドを用意してくれました。シャトルと同じエンジンなのに妙に値が張るというネガティブな印象で購入には至りませんでした。
今回試乗してシャトルとの違いを感じることができたので、比較しつつレポートをしてみたいと思います。
エクステリア
正面からの顔
後ろから見た図
シャトルの全高が1570なのに対し、ジェイドは1530と約4cm低い作りとなっています。
立体駐車場にありがちな155cm以下に収まっています。
たかが4cmですが、実際に見ると低くスポーティーな印象を受けます。
インテリア
運転視線はシャトルより低く作られています。
運転席周りの質感はシャトルより若干高級感がある感じ。
使いやすそうなドリンクホルダー。写真手前側の革部分は良い肘置きとして使えます。
やはりシャトルより高級感を出そうとしているコンセプトを感じます。
HDMI接続が可能でNAVI画面で高画質映像を楽しむことができます。USB端子もあり携帯の充電等色々活用できそうです。
セカンドシート
このサイズの車としては異例の2人がけ専用シートです。4人以下で乗る分には問題ないですが、5人乗りたい時はどうするんだろう・・・という疑問が・・・
シートの作り自体はとても良く、実際に乗った私の家族は広くて座りやすく快適!というポジティブな感想でした。
幻のサードシート
荷物置き場としてはそこそこのスペースがあると思いますが、サードシートは厳しいです。正直。
全高が抑えられているのもあり、大人はきつくて座っていられないでしょう。ほんの少しの移動ならなんとか我慢できるというレベルです。
ほぼほぼ使用できないサードシートに加えセカンドシートは2人専用なので、実質定員4人と言えると思います。
走り
今回試乗したジェイドハイブリッドとシャトルハイブリッドのエンジンは同じです。
が、シャトルが約1200kgなのに対し、ジェイドは約1500kgと結構差があります。加えてジェイドの方が重心が低いので、ズッシリとした安定感のある乗り心地を感じました。
しかし、加速感はあまり変わりません。
街乗りでの合流などでちょっと加速したい場面で鈍さを感じることはありませんでした。
ステアリングもシャトルより若干重くなっています。
車内で聞こえるエンジン音も小さくなっているように感じます。
燃費
約10kmの試乗ですが、シャトルとの差は確認できました。
試乗コースはよくシャトルで通るコースで、この時期だと20km/Lを下回ることはないところジェイドは約15km/Lと表示されていました。
車重が約300kg違うので、信号によるストップ&ゴーが多いと燃費に差が出てきてしまいます。
カタログ上の表記もシャトルハイブリッドは32km/L、ジェイド25km/Lとなっていますからスペック通りですね。
まとめ
- 5人以上乗ることはほぼない
- 荷物はそこそこ積みたい
- 車高は155cm以下じゃないとだめ
- 2列目の乗り心地も重視する
- 燃費はそれほど拘らず安定した走りを求める
これらの条件に当てはまる方にとって、ジェイドは魅力的な車であると思います。
- 2列目で三人がけを良くする
- ラゲッジの広さを重視する
- 燃費重視
こっちの条件を重視される方はシャトルやその他のステーションワゴンとじっくり比較をして吟味された方が良いでしょう。
車の乗り心地や重厚感を重視される方に気に入られるような、ちょっと高級感のある車でした。気になる方は試乗されることをオススメ致します。