ここ最近、ストリングの反発性と回転性の両立をさせたい、、というわがままな願望を叶えようとハイブリッドストリングを試しています。
まず最初は「GOSEN G-XX3」を試し、その後さらに反発性をということで、「ポリツアーファイア とAK PRO CXのハイブリッド」を張ってみました。
どちらも初めは良い感触で気持ちよく打っていましたが、ある日突然性能劣化が顕著に現れて使えなくなってしまいました。
本記事では「ポリツアーファイア&AK PRO CX」の組み合わせを例にハイブリッドならではの劣化っぷりを紹介していきたいと思います。
使用期間と練習回数
- 基礎練習(2h) x 2
- ダブルスマッチ練習(2h) x 2
- シングルマッチ練習(1.5h) x 5
期間として約3週間です。
最後の練習では打球感がおかしくなり、回転がかからない状態となり途中でラケットチェンジをしました。
1度霧雨テニスがあったので劣化を早めてしまったのかもしれません。
耐久性評価
クロスの「AK PRO CX」がほつれてきます。
ぼくの場合、ほつれがこれくらいになると限界です。
ストリングへの引っ掛かりがなくなった打球感になってしまい、回転がかからなくなってしまいボールがとっ散らかるようになりました。
テンション維持性評価
テンション維持性は抜群です。
数値上はもちろん、感触としても「あ〜緩んできた」という印象は受けませんでした。
ただ突然に性能劣化が訪れる感じです。
ハイブリッドの難しさ
一般的にハイブリッドは、ナイロン(ナチュラル)、ポリという組み合わせだと思います。
強度の異なるストリングを張るので、弱い方へかかる負荷はかなりのものになります。
張りたての性能は良いとこ取りができるハイブリッドですが、性能維持という点では短くなってしまいます。
AK PRO CX単張りであれば、もっと性能維持ができたと思います。
切れなくても、今回のように突然回転がかからなくなったりするので、終わりの見極めが難しいですね。
ホームストリンガーですぐに張り替えられる環境の方は違和感が出た時点で張り替えれば問題ないですが、ぼくのようにホームストリンガーでもなく、さらに貧乏性でギリギリまで使いたいタイプの人は張り替えタイミングに注意が必要です。
試合に出るなら張りたてに近い状態で臨まないと、試合中に回転がかからなくなったら目も当てられないですからね。
まとめ
今回のハイブリッド張りで、改めてハイブリッドの難しさを実感しました。
今メインラケットは2本持っていて、今回記事にしたラケットがそろそろ限界を迎えるかなぁ、、と思い、もう1本を張り替え依頼をしている実質1本しかないマッチ練習で、回転かからない状態に陥り結構悲惨な目にあいましたw
試合じゃなくて本当に良かった。。
アマチュアプレーヤーがハイブリッドをする場合、ストリング状態を常に新鮮にしておくというメンテナンスが必要です。
ぼく自身、今回の反省を生かしハイブリッドにする場合は張り替えのタイミングに気をつけていこうと思います。
ハイブリッドを検討中の方は是非気をつけてみて下さい。