先日まで使っていたストリングの感触から、ぼく的にSX300ツアーには「反発性高め」なストリングが合っている気がしてきました。
反発性といえば、ポリよりもナチュラルやナイロンの方が優れています。
かといって、いきなりそっちに全移行するのも感覚のズレが大きすぎる気がして、反発性が高そうなハイブリッドを探していました。
そこで目に止まったのがGOSENから発売されている「G-XX3」です。
気になったら試さずにはいられない性分なもので、、早速張って打ってまいりました。
シングルスのマッチ練を通して感じた、打球感や球質についてレポートしていきたいと思います。
G-XX3の特徴
今回購入した「G-XX3」どんなストリングかというと、
- GOSEN AK PRO CX(ナイロン)
- GOSEN G-TOUR3(ポリ)
のハイブリッドです。
AK PRO CXは単品で打ったことはなく、AKPROの耐久性を上げたストリングと認識しています。
AK PROは打ちまして、ナイロンの中では硬い打球感でしたが、反発性が高くボールのスピードが出しやすいストリングと感じました。
一方のG-TOUR3は、ポリの中では柔らかめで掴む感じが強く感じられるストリングです。
それぞれのインプレはこちらです。
メーカーからは、
G-XX3 はヨコ糸に 太ゲージではなく細ゲージのAK PRO CX を採用。これにより、G-TOUR3 に「喰いつき」が加わり、さらに細ゲージが生む反発性が向上。
というようなことが書かれています。
張り上がりとテンション
メーカー推奨通り、クロスにナイロンを配置。
テンションは48ポンドでお願いしました。
ストローク
クロスの「AK PRO CX」が良い仕事をしてくれます。
仕事内容は、
- メインストリングを滑らせる→引っ掛かり感
- 軽快な反発→弾道低めなスピードボール
このような感じです。
メインのG-TOUR3の柔らかい掴む感じとマッチして、柔らかいんだけど軽快に飛んでくれる組み合わせです。
最初何球かは弾道が想定より上がらず、ネットを連発してしまいましたが、感覚を掴んでからは中弾道で安定したボールが打てたと思います。
多角形状のポリとはちょっと違うけど、ちゃんとスピンかかってますという引っ掛かりが手に伝わってくるので、安心感もありました。
ボレー
厚く捉えた時は、ストローク同様「柔らかく軽快に」飛びます。
柔らかさの中に乗る感触もあるのでコントロール性に不安なし。
次にオフセンター時のアシスト性について。
AKPRO CXは結構しっかりしたストリングですが、ポリに比べれば撓む。。。というか反発してくれるので、アシスト性にも不満はありませんでした。
ハーフボレーも面を合わせるだけで、きれいに返球できて「反発」の恩恵を感じました。
サービス
ポリxポリの時のようなぶっ潰し感は少し弱まるものの、軽快な反発性を強く感じました。
クロスストリングの反発性の影響だと思います。
球離れが良いので、スピード感のあるサーブを楽に打てるのが良いですね。
回転系のサーブでは、ストローク同様メインの引っ掛かりが強く感じられるので、
回転量の調整がしやすかったです。
スピード感・回転性の両立ができるバランスの良さが気に入りました。
耐久性とテンション維持性
初回練習後のテンションはこんな感じ。
テンション維持性は良さそうです。
ノッチもまだ浅いものでした。
耐久性・テンション維持性については後日改めてレポートします。
1ヶ月ちょい使って耐久性・テンション維持性を評価しました。
クロスにナイロンを入れた効果か、テンション維持性は良好でした!
ストリング評価チャート
まとめ
ハイブリッドでクロスにナイロンモノを入れるのは今回が初なのですが、結論「あり」ですね。
僕が今ストリングに求めてる、
- 弾道が上がりにくい
- 反発力があってスピード感がある
という要求をクロスのストリングがかなえてくれてます。
「打球感」「反発性」「アシスト性」ずば抜けてないけど、全部合格ラインというバランスの良さが印象的でした。
今回のG-XX3のようにハイブリッドで販売してくれるのは、12mを2つ購入する必要がないので、試しやすくて良いですよね。
ストリングに僕と似た要求がある方にははまる組み合わせだと思います。
興味があったら試してみてください。
余談ですが、ナイロン特有のいい匂いがたまりません。