前回張ったYONEXのREXIS130、打球感は申し分なかったのですが、2週間で切れてしまい耐久性にちょっと難がありました。
ストリングにかかる費用もそうですが、張りに行く手間もあるのでもう少し耐久性がないと厳しいという結論になり、耐久性を上げるためモノフィラメントのナイロンを試すことにしました。
ナイロン(シンセティック)ストリングといえば「GOSEN」というイメージがあり検討をしていたところ、Twitterで紹介してもらった「AKPRO」が刺さりました。
ゴーセンのAKPROまたはAKPROCXなんていかがでしょう?CXはお値段高めですが、耐摩耗性の高い素材を使用しているので、ハイブリッドのクロスに使っても長持ちするらしいです。ゴーセンでもハイブリッドのセットを販売しています。
あとは、柔らかさ重視ならMULTICXとか。— ともたろう (@Zono3zono3) 2018年12月16日
早速打ったので感想をまとめます。
AK PROってどんなストリング?

モノフィラメント構造ですが、一本の芯ではなく3つの繊維に分かれています。
この繊維構造が「海に浮いている3つの島」に見えることから「ウミシマ型」構造と呼ばれGOSEN独自の作りとなっています。(張り人さんに聞きました)
ウミシマ型は一本芯のストリングと同等の耐久性を持ちながら、打球感が向上している模様です。
ちなみにAKとはロシアの妖精「アンナ・クルニコワ」のイニシャルという噂です。
仕上がりとテンション


綺麗なホワイトです。
テンションはメイン54、クロス52で注文。
フォアハンドのバックアウトを少し減らしたいという思いから少し硬めにしてみました。
アプリで張りたてホヤホヤのテンションを計測した結果がこちら。

思ったより硬めに出ました。
ストローク
ミニラリーでは、
「あっ硬く張りすぎたかも・・」
という感じでちょっとドキドキしましたが、下がってスイングスピードを上げていくと「ストリングが撓む感触」が出てきて打球感に柔らかさが感じられるようになりました。
ただREXISと比較をしてしまうと、やはり少し硬い感じは否めません。
意識的にスピンをかけようと引っかければしっかりとかかってくれますが、私としてはライジング気味にフラットドライブ系のショットが合っているように感じます。
厚くボールを捉えるとストリングが一瞬撓み、そこから弾き出してくれる感じでスピードの乗ったボールを打つことができました。
このスピード感はREXISを上回りますね。
このゲージ(1.31mm)とテンションであればボールを潰す感じもしっかりと感じられるので、私程度の筋力ではポリでなくても良いのでは・・?とちょっと心が動いています。
ストロークに関してはかなり好感触でした。
ボレー
通常のボレー(来た方向に対して深く返す)は違和感なくイメージ通りのショットが打てます。
アンダースピンをかけようと意識すればストリングがしっかりと引っかかってくれるので、安心して打つことができました。
ただ、オフセンターでヒットした時のボールは質がかなり下がります。(これはストリングというよりテンションの影響かと)
タッチショットに関しても普通に処理はできるもののREXISを初めて打った時のような感動はありませんでした。
しばらくREXISを使っていたので、それに感覚が慣れてしまい感動が薄かったということもいえると思いますが・・
サービス
ストリングの弾きが良いのか、スピードに乗ったキレのあるサービスが打てました。
特にスライスサービスについては、両サイド共サービスポイントが多く取れたので、バウンド後も伸びてる(んじゃないかな)と思います。
打球音が高いので打っていて爽快です。
まとめ
練習後にアプリでテンションを計測してみたところ、

と全然緩んでいません。
今まで打ったストリングは初回の練習でグッと緩んでいたので、この数値はちょっとびっくりです。
もしかしたらテンション維持性がめちゃめちゃ良いストリングなのかもしれません。
ストリングにダメージも見られないので耐久性も良さそう!
さらに使い込んで「耐久性レポート」で詳細な結果をまとめます。
約1ヶ月半でストリングが切れたので、耐久性・テンション維持性についてまとめました。
耐久性まで評価できたので、ストリングの特徴をレーダーチャートで表してみました。

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