最近私のテニス仲間の間で「使いやすいらしい」という噂のストリング、ソリンコのハイパーGを張ってみました。
このストリングの特徴はなんといっても色味。
他に無い眩しい「緑」となっています。
ソリンコ自体新興勢力という感じで、私自身よく知らないブランドでした。
今回張るにあたり、
- どんなブランドなの?
- 使っているトッププロ選手は?
ということも簡単に調査したので、打球感の感想とともにまとめていきたいと思います。
ソリンコってどんなブランド?
アメリカ・カリフォルニア州に本社を構えるスポーツ用品ブランドで、日本ではキモニーが販売権を持っています。
キモニーといえば、錦織選手も愛用している振動止め「クエークバスター」が超有名ですね。
私も愛用している振動止めです。
ハイパーGを使用している選手は?
本記事執筆時では、ブライアン兄弟や、サム・クエリー選手、国枝慎吾選手などが使用中のストリングです。
ジェイミーマレーはハイパーGではありませんが、ソリンコのツアーバイトを使っています。
かなりの有名選手が使用しているストリングブランドです。
ハイパーGの特徴
多角形型ストリングになっています。
多角形なので引っ掛かりが良く、回転が良くかかってくれそうな予感です。
もう1つ、ゲージの豊富さも見逃せない特徴です。
- 1.05mm
- 1.10mm
- 1.15mm
- 1.20mm
- 1.25mm
- 1.30mm
なんと、6種類も用意されています。
1.05mmとか未知の領域で、どんな打球感なのか興味はあります。
すぐ切れそうなので多分張りませんが・・
細ゲージ好きな方の欲求を満たしてくれるランナップです。
張り上がりとテンション
「オレンジxグリーン」の組み合わせ、どんな色味になるか超不安でしたw
結果はこんな感じ、そんな悪くないような・・
テンションは夏場ということもあり、少し硬めの52ポンドで張ってもらいました。
ゲージは一般的な1.25mmをチョイスしました。
ストローク
「結構硬いな」というのが最初の印象です。
スイングスピードが遅いとストリングの撓みが弱く、「乗る」感触が伝わってこない感じです。
それが、スイングスピードを上げてボールが潰せると、一瞬の食い付き感が現れ乗ってる感じが伝わってきます。
弾きは結構強めなので、ボールスピードは出しやすいです。
多角形ストリングらしく、回転の掛かりは文句なし。
良い当たりで打てると、回転とスピードが両立した質の高いボールを打つことができました。
ボレー
ストリングは硬めなんですが、弾きが強いので、ボレーはしやすいです。
この弾きでストリングが柔いと、吹っ飛んでしまって制御不能になりそうなので、ちょうど良いバランスだと思います。
引っかかりも良いので、アンダースピンがかかった滑るボールもイメージ通り打てたのも好印象です。
サービス
ストリングの
- 弾き
- 引っかかり
が良い仕事をしてくれて、いつもよりスピードがあるサービスが打てた気がします。
回転量が落ちたわけでもないので、しっかりと「跳ねて」くれて質の高いサービスが打てたと思います。
当日の練習相手からは、「良く跳ねて取りずらい」との評価もいただけました。
評価チャート
打球感・テンション維持性・耐久性を評価した、レーダーチャートがこちら。
まとめ
以上、ソリンコ ハイパーGのインプレでした。
少し硬いけど、引っ掛かりと反発のバランスが良く打ちやすいストリングだという評価です。
ここ最近色々なストリングに挑戦して、多角形ストリングの感触が好みだということが分かってきました。
ただ多角形は耐久性が低い気がしているので、このハイパーGはどうなのか気になるところです。
初回練習後のノッチは少なめです。
テンション維持性も気になるところ。
こちらはある程度使用してから、改めてレポートします。
テンション維持性、耐久性の評価をこちらの記事にまとめました。
参考にどうぞ!