2019年9月に新発売された、ゴーセンのNewストリング「G-SPIN3」を早速試してみました!
このストリングは既に発売されている人気の「G-TOUR3」をベースに、断面形状を多角化し、よりスピン性能を追求したモデルです。
本日『正午』動画公開!!ロングセラーモデルの『G-TOUR3』をベースに数々のブラインドテストを経て完成した【ゴーセン】最新ポリエステルストリングの『G-SPIN3』その全貌に迫ります!!https://t.co/MSsYnunUC9 pic.twitter.com/lJgBlV6hCc
— ラフィノ動画編集部 (@Lafino_movie) August 24, 2019
G-TOUR3は「弾きと食いつきのバランス」が良く、バウンド後の伸びが出るように感じました。
「これが多角形状化して更に引っ掛かりが良くなるの!?」
とワクワクしながらガッツリ打って参りました。
早速感想をレポートしていきたいと思います。
G-TOUR3ってどんな打球感?
まずは、ベースになっている「G-TOUR3」の打球感/特徴からご紹介します。
冒頭に書いた通り、
- 弾きはあるが、そこまで強くない
- しっかり食いついて、掴む感触がある
という特徴があり、バウンド後にボールが伸びたのが印象に残っています。
詳細インプレはこちらです。
張りあがりとテンション


クリムゾンレッドと呼ばれる色で、若干透明感があります。
黒系ラケットに映えそうですね。
見る角度によっては多角形状であることがわかります。(六角形だとは分からない・・)
テンションは48ポンドで注文。
ストローク

まず最初に感じたのは、強い引っ掛かり感。
多角形状特有の「噛む」感覚がしっかり感じられます。
そして、G-TOUR3譲りの「乗る/掴む」感覚も健在。
この2つがコラボして、グッと一瞬乗った後、少し引っかかる感覚を感じながらボールが飛んでいきます。
当たりの厚さによって、「乗り」が強く現れたり、「引っ掛かり」が強くなったりと違いが良く分かりました。
個人的には厚く当てて直線的な弾道で打った方がストリングの良さが活きると思います。
引っ掛かりの良さから自然に回転がかかり、ボールはちゃんと落ちてくれるので。
この魅力的な打球感が味わえるのはあくまで、自分の体勢でしっかりと打点に入って打てた時。
ゲーム中苦しい体勢から弱い当たりになってしまうと、「乗り」が出せずちょっと硬めで飛ばない印象に変わります。
気持ちいいけど楽ではないストリングと感じました。
ボレー
ミドルからハイにかけてのボールで厚めに当てたボレーで威力が出せたと思います。
ストロークでも感じた「乗り」とともに、適度な反発性(弾きすぎない)であるため、飛びすぎを怖がらず当てていけます。
アンダースピンのかかりも良好で、バウンドに滑る弾まないボールを打つことができました。
このアンダースピンに関しては、「G-TOUR3」よりも良い感覚でした。
サービス
「G-TOUR3」の時はスピンの跳ねっぷりに感激した記憶があるのですが、今回は「キレ」の良さが印象的でした。
サービスは全てしっかり振れるショットなので、難しさを感じることはなく、スピード感のあるサーブが打て、多角形状効果で回転も良好。
今は戦略的にスライスで変化をつけるサービスを意識しているのですが、引っ掛かりの良さからか、想定よりも大きな変化を出すことができました。
特に相手のボディーに向かって変化するサービスで威力を発揮し、エースにはならないけどポイントにつなげられるサービスを打つことができました。
耐久性とテンション維持性
初回練習後の状態。

ノッチはほとんどできていません。
こちらはちょっとロスが大きいような・・・
測定を継続して改めて記事にします。
約1か月使用し、耐久性・テンション維持性を評価しました。
詳細はこちらです。
評価チャート

まとめ
練習終了。
G-SPIN3 引っ掛かりが良くて回転かかるし、G-TOUR3の掴み感もあっていい感じ。
この感覚はしっかりスイングできた時に出るもので、凌ぎ的な弱い当たりになるとちょっと硬め。
気持ちいいけど、楽ではない
という感想でした。 pic.twitter.com/De3YnWtvxI
— ryomei (@MtRyomei) October 26, 2019
自分からガシガシ振っていき、攻撃的なテニスを展開したい方にオススメできるストリングです。
興味があったら試してみて下さい。
最安値の確認はこちら





