2019年6月に発売された、テクニファイバーの新作「アイスコード」に挑戦してみました。
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— Tennis Warehouse (@tenniswarehouse) May 29, 2019
黒いポリガットが多い中、真逆を行く「真っ白」なカラーリングは目を引きます。
テクニファイバーのストリングは、「マイルド」な感覚のものが多く、ポリガット初心者でも扱いやすいという特徴があります。
その特徴を前提に、アイスコードはどのような味付けがされているのか、実際に打った感想をまとめていきたいと思います。
アイスコードの特徴は?
「H.C.D.プロセス」と呼ばれる、新製法を採用しているのだとか。
メーカーからは、
分子の配列を整える新製法を採用。
ストリング本来のたわみを生み出し、パワーと食いつきを実現。
と謳われています。
素人にはちょっと何言ってるのかわからないので、実際に打って感じることにしようと思います。
張り上がりとテンション
やはりホワイトは映えますね!
ラケットデザインに影響されず、どれにでも合わせやすそう。
テンションは52ポンドです。
ストローク
まず最初に感じたのは、しっとりした「ウェットな打球感」。
テクニファイバーっぽいマイルドさを感じます。
ポリガットというと、ガツンとした打ち応えのイメージがありますが、このアイスコードには全く当てはまりません。
ショートラリーから距離を伸ばし、強いインパクトをするとストリングが撓んでボールをしっかりホールドしてくれます。
このホールド感があるとしっかりコントロールできる気がするので、安心できますね。
反発力もそこそこあるので、割と楽にボールを飛ばせました。
多角形ストリングのように「ガリッ」と噛む感触はないものの、ストリングが動いて引っかかる感覚はしっかり感じられ、回転性能も高めです。
ボレー
これまで色々なポリガットを打ってきましたが、ボレーの打ちやすいポリ、ベスト3に入る打ちやすさ。
反発力の高さから楽に飛んでくれるし、ホールド感もあるのでコントロールしやすいんです。
さらにホールド感がちょっと独特で、ゴムっぽいというか、モイスチャーというか、吸いつくような感触です。
なので、タッチ系ショットが非常に打ちやすく、大変気に入りました。
サービス
サービスに関してもコントロール性が良く、狙ったコースに確率良く入れることができました。
そこそこの反発力はあるものの、スピード感が楽しめるストリングというわけではないので、ウェットな打球感を感じながら回転を意識してサービスを打っていたことも再現性が高かった要因かもしれません。
乾いたインパクト音でスピードが出る(気がする)ストリングだと、つい力任せに打ってしまうので・・
スライスの切れ、スピンの跳ねともに綺麗に出せるなという印象です。
多角形ストリングと比較すると「エグさ」はちょっと弱いです。
テンション維持性と耐久性
初回練習(ダブルスマッチ練3H)後の、テンション劣化と摩耗っぷりです。
若干くぼみがあるかなぁくらいで、まだそれほど削れていません。
円形ストリングということもあり、結構持ちそうな予感です。
詳細は改めて評価します。
約1ヶ月使用し、テンション維持性と耐久性についてレポートしました。
アイスコード評価
まとめ
- 硬いポリに疲れてきた方
- ナイロンからポリへ移行を考えている方
- モイスチャーな打球感が好きな方
におすすめできるストリングです。
バランスが良く、体に優しいポリだと思います。
興味があったら是非試してみて下さい。
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【テクニファイバー】アイスコード Q&A
アイスコードの特徴は?
「H.C.D.プロセス」と呼ばれる新製法で、ストリング本来の「たわみ」を生み出し柔らかい打球感を実現しています。(詳細はこちらです。)
ストロークの感触は?
ウェットでマイルドな打球感。ボールが乗る感触があり弾きすぎる心配がありません。(詳細はこちらです。)
ボレーの感触は?
「たわみ」が適度な反発を生み出してくれて、楽にボレーが打てます。ポリエステルの中ではかなりボレーのしやすいストリングです。(詳細はこちらです。)