これまでYONEXのポリツアーシリーズを好んで張っていましたが、テニス仲間の中に「G-TOUR3」が良い!という人が何人かいたので、どんなストリングがちょっと調べてみました。
インパクト時の「感覚」に焦点を当て、良い感覚を追求した結果、「打球感」x「初速」<食いつく打球感と最適なボールの反発性(初速)>でインパクトの信頼性を生む
とメーカーの謳い文句にまんまと踊らされ、張り替えて実際に打ってみたので感想をレポートしたいと思います。
VCORE PRO97に張ったG-TOUR3
今回は G-TOUR3 17(1.23mm)と中間のゲージを選んでみました。
ちなみにゲージは3種類あって、他に1.18mmと1.28mmがラインナップされています。
この微妙な数値設定がマニア心をくすぐります。
打球感
以前張っていたポリツアーストライクと比較すると、弾きは少し抑えられていて食いつきが強く感じられます。
比較対象はポリの中では反発の強いストリングなので、決して弾きが弱い訳ではありません。
弾きと食いつきのバランスがかなりいい感じです。
打球音は少し高音で(テンションを少し上げたのも関係してると思います)、ボールのスピードが上がっているような気分になれました。
ストローク
ボールを弾きすぎることがなく、ボールをしっかり潰せて好印象でした。
弾道はそこまで上がりませんが、回転はしっかりとかかり、バウンド後に伸びているように感じました。
アグレッシブにハードヒットをするプレーヤーが使えばストリングの良さを活かせるのではないかと思います。
ボレー
ボレーに関しては弾きが弱くなった分狙いよりも少し浅くなってしまうような印象があったのですが、ダブルスでは浅い弾ませないボールのコントロールがし易く実戦で使えるボレーを打つことができました。
厚く当てたブロックボレーを打った時は、ストローク同様しっかり食いついてくれるのでコントロールがしやすいですね。
サービス
私個人的に最も感触が良かったのがサービスです。
アドサイドからのワイドへのサービスが10年前くらいキックするんです。
弾道は今までと同じ軌道でもバウンド後の跳ね(伸び)に大きな違いがありました。
食いつく分しっかり潰せていい回転がかかっているのでしょうか・・・
この日の練習相手にも「いつもよりキックしている」という評価をいただけたので、多分勘違いではありません。
スライスサービス等は違和感なくイメージ通りに打てているので、このキックサーブとの組み合わせができれば、キープ率を上げられるんじゃないかなと思っています。(これは勘違いかも)
SNSでの評価・感想
個人的にはいま一番いい感じではないか?と期待しているポリエステル系ストリグゴーセンさんのG-TOUR3に黒が加わりゲージも128が追加されるそうです。黒は6月22日発売予定です。#テニス部 pic.twitter.com/jRRPRxX3R8
— テニス店長西山克久『Wimbledonモード』 (@Nisiyama_LAFINO) 2018年6月4日
柔らかさだけならエナジーの方が柔らかいですね。GTOUR3の良い所は柔らかさと反発力のバランスの良さです。個人的に好きなポリ…プロハリケーンツアー、GTOUR1、GTOUR3…個人的に使うとなるとここら辺が多いですかね~。 #peing #質問箱 https://t.co/w5Q1Hd0lo3
— 冨貴塚裕太 (@Fukizuka_LAFINO) 2018年6月22日
やっぱり食いつきと反発のバランスが良いという評価が見られます!
まとめ
ボレーに少し違和感を感じましたが、ストリングとテンションに慣れてしまえば十分対応できる範囲のものです。
それに比べサービスの伸びは予想外のもので、かなり気に入ってしまいました。
あとは耐久性ですね。
耐久性についてはしばらく使用してから感想をレポートします。
しばらく使用したので、耐久性についてまとめました。
気になる方はどうぞ。
耐久性まで評価できたので、ストリングの特徴をレーダーチャートで表しました。
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追加情報!
2019年9月にG-TOUR3の打球感を継承し、スピン性をより追求した「G-SPIN3」が発売されました。
練習終了。
G-SPIN3 引っ掛かりが良くて回転かかるし、G-TOUR3の掴み感もあっていい感じ。
この感覚はしっかりスイングできた時に出るもので、凌ぎ的な弱い当たりになるとちょっと硬め。
気持ちいいけど、楽ではない
という感想でした。 pic.twitter.com/De3YnWtvxI
— ryomei (@MtRyomei) October 26, 2019
詳細インプレはこちらです。