【ラケットセッティング】好みの打球感で理想のボールを打つ工夫

たくさんの機種が発売されているテニスラケット市場。

それぞれのラケットに個性があって、例えば、

  • 飛び(反発)が強い硬めの打球感
  • ボールが乗る感触が強い柔らかい打球感
  • ボールの引っかかりが強い打球感

といった特徴があります。

ラケット選びで難しいのが、打球感が好みでも、

「ちょっと飛びすぎる」とか
「守備の時にもう少し飛んで欲しい」とか
「咄嗟の処理の際の操作性が欲しい」とかとか

もうちょいこうだったら良いのに・・・ と感じることがあると思います。

そんな時はラケットのセッティングを考えてみましょう。

セッティングと言っても難しいものではなく、素人でもできる、「ストリングの組み合わせ」や簡単な工夫で改善することが可能です。

本記事では、私の実体験を交えながらセッティング例をご紹介していこうと思います。


市販ラケットのトレンドは?

つい先日実施したアンケートでは、ほとんどの方が「97-100」のフェースサイズを使っていることが分かりました。

傾向的に、100だとフレームが最大24-26mm程度の「中厚ラケット」が多く、97とか98だと19-23mmくらいの「薄いラケット」が多くなっています。

私が使ってきたラケットもこの中に収まるので、実際に実施したセッティング方法について書いていきたいと思います。

中厚モデルのセッティング

puredrive

中厚モデルはラケットのパワーがあり、ボールが良く飛ぶという特性があります。

威力ある球が打てたり、守備の時に深いボールが返しやすいというメリットがあるのですが、ちょっと飛びすぎる・・・という悩みがありました。

飛びすぎる悩みを解消するセッティング例

食いつきが良いストリングへの変更

ラケットの反発が強い分、ストリングの反発を抑えて調整する考え方です。

例えば、ナイロンだったら、モノフィラメントからマルチフィラメントにしてみたり、ポリだったら食いつきの強いストリングに変更してみると良いと思います。

ご参考までに私が食いつきが良いと感じたストリングのインプレを紹介します。

私自身、弾きが強めの「RPMチーム」から「RPMブラスト」に変えることで収まりが良くなったという経験があります。

ストリングゲージを太くする

同一のストリングでも、ゲージを太くすれば撓みが小さくなる為、飛距離を抑えることができます。

だいたいのストリングが「細め」「並」「太め」の3パターンを出しているのでゲージによる調整が可能です。

バランスをグリップ寄りに寄せる

バランスを手元(グリップ側)に寄せることで、遠心力を小さくして飛びを抑えるという方法もあります。

振動止めをつけていない人は、つけるだけで結構バランスが手元に変わります。

他にも、元グリップをレザーにするとか、グリップに少し重りをつけるとかで調整できます。

テンションを上げる・・は合わなかった

飛びすぎるならテンションをあげる、というのが一般的かもしれませんが、私はちょっと合いませんでした・・

理由として、打球感全体が硬くなってしまい「乗り」が感じられず、「乗り」を出そうと強振してしまい、テニスのバランスがおかしくなったということが挙げられます。

薄ラケのセッティング

vcore pro 97 2019

ボールがラケットに乗る感覚が味わえる、柔らかい打球感が特徴です。

乗りが良い分反発は弱めで、自分のパワーでボールを飛ばす必要があります。

攻めのストロークを打つ時などはこの「乗り」が安心感に繋がって、とても良いのですが、守備になった時にボールが飛ばず深く返せないという悩みがありました。

ラケットアシストを助長してくれるセッティング例

弾きの強いストリングへの変更

サービスのコントロール性を考慮して「VCORE PRO97」に食いつきの良いポリのセッティングをしていたことがあります。

これだとバックハンドとボレーの飛びが出せず、テニス全体のバランスを考え、ナイロンガットに変更しました。

するとそれまでよりラケットアシストが感じられ、飛ばない症状は改善されました。

サービスを打った時の潰す感触は鈍くなったものの、大きな変化もありませんでした。

テンションを落とす

テンションを緩めることで、ストリングを撓ませやすくしてボールを飛ばそうという工夫です。

私の場合、薄ラケなら夏場で45ポンド、冬には40ポンドくらいで張ってちょうどいい良いかなという感じです。(ポリ想定、ナイロンなら+2ポンドくらい)

いまはトッププロでも緩ストリングな選手が多いです。

錦織選手も緩めです。

【2019全米情報反映】錦織選手のストリングテンションは?

2019-08-29

トップヘビーにする・・・はダメだった

遠心力を使ってボールを飛ばそうという作戦です。

一度ラケットの10時と2時の位置にバランサーを張って挑戦してみたことがあります。

結果、重すぎて操作性が尋常じゃなく悪くなり、速攻剥がしました・・w

多分私の腕力が弱いからでしょう。

パワーのある方なら扱いきれると思います。

まとめ

以上、理想のボールを打つためのラケットセッティング例でした。

素人でも結構簡単にカスタマイズできますので、ちょっと変えたいなという時は是非試してみて下さい。

「ラケットをちょっと長くしたい」とか「スイングウェイトを正確に調整したい」というような場合は、専門のチューニングショップがおすすめです。

ラケット弄りもテニスの醍醐味の一つ(だと思ってます・・・)

テニスライフを楽しみながら満喫しましょう。

豆知識

ラケット用語についてこちらにまとめてます。

記事内の単語の意味が分からなかったらこちらでご確認下さい。

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