【競技モデルラケット特集】8メーカー20機種のインプレと比較

テニスを始めたばかりの人のラケット選びで圧倒的におすすめなのが、

  • フェース面積:100平方inc
  • 重量:300グラム
  • フレーム厚:22mm-26mm程度
  • バランス:320mm

という「黄金スペック」ラケットですが、

「より良い打球感」「コントロール性の向上」「振りぬきの良さ」を追求すると、フェース面積が95/97/98の所謂「競技モデル」ラケットが候補に上がってきます。

競技モデルラケットのスペック概要はおよそ、

  • フェース面積:95/97/98平方inc
  • 重量:305-320g程度
  • フレーム厚:17mm-22mm程度
  • バランス:305mm-315mm程度

という感じで、「小さく」「重く」「薄く」なっていきます。

また、ラケットの撓りでボールをコントロールできるという特徴をもっているものが多く、打球感が柔らかめで気持ち良い!という傾向があります。

(「スイングスピード」が速くないと撓らずボールが飛ばないということも・・)

本記事では私が実際に打った競技モデルの中で好感触だったおすすめラケットのご紹介をメーカー別にまとめてみたいと思います。


ヨネックス

ブイコアプロ97 2019

現在のYONEXフラグシップモデル。

310gと重量がありますが、トップライト設計な為それほど重く感じません。

フレーム厚は20mm均一と薄めで良くしなり、芯を喰ったときの打球感はかなり良いです。

2019年の新作は、振動吸収性が向上し洗練された打球感になってます。

vcore pro 97 2019

【YONEX】ブイコアプロ 97(2019) インプレ【新作を徹底レビュー】

ブイコア98

最大フレーム厚22mm、305gのラケットです。

フレームは「カチッ」と硬めで、あまりしなりません。

競技モデルの中では薄い当たりでも良いボールが打てるという印象。

ラケットにパワーがあるのだと思います。

VCORE98

【YONEX】VCORE (ブイコア) 98 インプレッション 2018年モデル

イーゾーン98

大坂なおみ選手使用モデルです。

あのパワフルなプレーを支えているラケット。

このラケットは打球感に弾力?を感じることができ、スピードボールを放つことができます。

最大フレーム厚は24mmと少し厚めなのも、スピードを生む秘密かもしれません。

ウイルソン

ブレード98 2019

2019年大躍進の若手チチパス選手使用モデルです。

ウイルソン契約しているプロ選手の約半数が使用している人気ラケットです。

フレーム厚は21mm均一という薄型ラケットですが、擦る系の回転がかけやすいという特徴があります。

しなりを重視したラケットで、打球感に柔らかさを感じることができます。

その柔らかさがコントロール性につながるので、私たちアマチュアにも好かれるラケットです。

Wilson Blade2019 16x19

【Wilson】BLADE(ブレード) 2019 インプレ (16×19)

ブレード98S 2019

ブレードにはスピンに特化した、SPIN EFFECTモデルもラインナップされています。

ストリングパターンが18×16ととても粗くなっていて、ストリングとの引っ掛かりを良くしているラケットです。

ノーマルに比べると確かによく回転がかかります

薄ラケ特有の打球感を大事にしながら回転もかけていきたい方にオススメです。

wilson blade98s v7

【Wilson】2019 BLADE V7 98S インプレ【Sラケ】

ウルトラツアー95 CV

錦織選手使用モデル。

ストリングの撓みを増幅させる為、グロメットに「クラッシュゾーン」と呼ばれるクッションのような機能を搭載。

95平方Incの操作性のまま98平方incに匹敵するパワーを生むことができるラケットです。

このラケットはしなりではなく、カッチリしたフレームからストリングのダンピング(撓み)でボールが飛んでいる印象です。

95平方Incですので、スイートスポットが狭めでちょっと難しさもありました。

ウルトラツアー95CV

【Wilson】ULTRA TOUR 95CV インプレ 〜 錦織モデルの感想

フェデラーやディミトロフが愛用しているプロスタッフシリーズも97incと競技者モデルですが、私にはハードすぎるスペックでした・・

参考までにインプレのリンクを張っておきます。

プロスタッフ97CV2018

【Wilson】プロスタッフ97CV 2018 インプレッション

クラッシュ98

「しなり」と「面安定性」の両立をコンセプトに開発されたラケットです。

ストロークやサービスのようにスイングスピードが速い状態でインパクトをすると、一瞬ラケットに乗るような柔らかい打球感がありつつ、面が暴れない安定感も感じられ、コントロール性に優れている印象でした。

wilson clash98

【Wilson】CLASH(クラッシュ)98 インプレッション〜100との違いは?

ヘッド

グラフィン360ラジカルMP

フェース面積98平方inc、重量295g、バランス320mm、最大フレーム厚23mmと黄金スペックに近い値になっています。

300gを切る重量なので、扱いやすさが突出していますね。

縦長なフレーム形状の恩恵か、振り抜きが良いのも特徴。

プレースタイルを選ばないオールラウンドなラケットです。

グラフィン360ラジカル

【HEAD】グラフィン360 ラジカル インプレッション (MP)

プレステージ

プレステージMP

2020年モデルはフェースサイズが98平方incに拡大され(従来は95)、若干反発が増しているように感じます。

コントロール性が抜群で、ショットの再現性が高いところが魅力です。

グラフィン360+ プレステージMP 2020

【HEAD】グラフィン360+ プレステージ インプレ 新生MPの感想は?

プレステージツアー

フェース面積99平方inc、フレーム厚21.5mm均一、ストリングパターン18×19と、ラケット業界全体を見ても同じスペックは見たことがない、ちょっと特異なラケット。

プレステージらしい重厚な打球感がありつつ、ラケットアシストもある為「プレステージは難しい!」という固定観念を払拭してくれるラケットです。

PRESTIGE-TOUR

【HEAD】グラフィンタッチプレステージツアー 2018 インプレ

G360+ エクストリームツアー

2020年夏のリニューアルで追加された、新スペック エクストリーム。

エクストリームとして初の98平方インチモデルが登場しました。

エクストリームMPに比べると、飛びが抑えめになっていてコントロール性が高くなっています。

他の98平方インチに比べると、エクストリームならではのグロメット形状の恩恵で、飛ぶ部類だと感じました。

ヘッド G360+ エクストリームツアー

【HEAD】G360+ エクストリームツアー 2020 インプレッション

バボラ

ピュアドライブVS

20年以上の歴史を持つピュアドラシリーズから満を持して登場した98平方incモデル。

ピュアドラ特有の打球感は残したまま飛びを抑え、コントロール性を重視したモデルです。

強い回転を意識せずとも、自然なスイングでちゃんと入るというのがピュアドラとの大きな違いです。(個人的感想)

これまでは100平方inc未満の選択肢がないラケットだったので、VSの登場によりラケット選びの幅が広がりました。

ピュアドライブVS

【BABOLAT】ピュアドライブVS (2019) インプレッション

ピュアアエロVS

大人気のピュアアエロよりもちょっと小さくて薄いモデル。

「かなり難しいラケットのかな・・?」

と戦々恐々と打ってみましたが、意外にもアシスト感が強く、扱いやすいラケットでした。

スイングをすればするほど良さが出てくる感じです。

ストローカーにおすすめ!

babolat ピュアアエロvs 2020 インプレ

【BABOLAT】ピュアアエロ VS 2020 インプレ [ハードルは高いのか ?]

ピュアストライク

ティエム選手使用モデル。

白基調のラケットがコートに映えます。

打球感は少し硬めで、しなりよりも弾きが強いラケットだと思います。

私のなかでは、コートの中に一歩入ってライジング気味にフラットドライブ系のボールを打つプレーヤーに向いていると思います。(ティエムは全然違うけど・・)

ダンロップ

CX200

フレーム厚21.5mm均一のラケット。

最大の特徴は「打球感の柔らかさ」だと思います!

特にフェイス上部でインパクトできた時の感触はもう「快感」です。

ただフェイス根元であたると、打球感がとたんに落ちます。(経験談)

競技者スペックの中では弾きが強いモデルなので、黄金スペックから少しフェースを小さくしたいと考えている人におすすめです。

CX200

【DUNLOP】CX200 インプレッション

CX200ツアー

フェースサイズが95になり、CX200より一回り小さくなっているラケットです。

インパクトの快感具合はCX200を上回るものがあります。

私はこのラケットで打つ「ボレー」に強い安心感を覚えました。

というのは、ボールとラケットがしっかりくっつく時間があって、深いところ浅いところのコンとロールが非常にしやすいんです。

少しフェースは小さく難しさはありますが、コントロール重視と打球感重視の方にはおすすめです。

CX200比較

【DUNLOP】CX200 TOUR インプレ〜CX200と徹底比較

FX500 TOUR

2020年新登場した反発系ツアーラケット。

フレームはしっかりとカッチリしていて、少し硬めだけどコントロール性は抜群。

ツアー系の中では反発が強く、ボレーの打ちやすさが好印象でした。

dunlop fx500 tour インプレ

【DUNLOP】FX500 TOUR インプレッション

プリンス

ビースト98

薄ラケっぽいボールの「乗り」と中厚ラケットっぽい「アシスト」が共存したラケットです。

フェーストップで捉えた時の打球感の良さは秀逸です。

✔︎重量:300g
✔︎バランス:320mm

と扱いやすいスペックであることも魅力。

prince ビースト98 2020 インプレ

【PRINCE】BEAST(ビースト)98 2020 インプレ【トラディショナル】

ブリヂストン

エックスブレードBX300

撓りがウリのX-BLADEシリーズ。

ラケットのしなりで「ボールが乗る」感覚と、ラケットのパワーで「ボールを弾く」力のバランスが良い感じ。

試打をして印象に残ったのが、「薄い当たり」のスピンではボールが乗る感触がなく、威力のないボールになってしまったということです。

厚く捉えることで初めてこのラケットの良さが感じられると思います。

X-BLADE BX 300

【BRIDGESTONE】X-BLADE BX 300 インプレッション

テクニファイバー

T-FIGHT rs 300

  • ボックスフレームの「掴み」
  • エアロ形状の「パワー」

これら2つの両立を実現するため、シャフト部を「5角形」に設計したラケットです。

実際、強い当たりでは「乗り」、弱い当たりでは「弾き」が感じられ、ちょっと新しい打球感でした。

個人的にはもう少しスイートスポットが広いと嬉しいかな、、という印象でした。

Tecnifibre T-FIGHT rs 300 インプレ

【テクニファイバー】T-FIGHT rs 300 インプレ 5角形ボックスの打球感は?

メーカー横断比較表

競技スペックラケット評価

 

画像クリックで拡大できます。

まとめ

以上、「競技モデルラケット」のまとめでした。

冒頭にも触れましたが、

  • 打球感の良さ
  • コントロール性の良さ
  • 振り抜きの良さ

がこのスペックの魅力です。

もっと自分の力でボールをコントロールしたいと思ったら、検討してみてはいかがでしょうか。

新作を試すことができたら随時更新していきますので、また遊びに来てください!

競技モデルラケット Q&A

  • ウイルソンの人気競技モデルラケットは?

伝統ある「プロスタッフ」シリーズ、錦織選手使用の「ウルトラツアー」シリーズ、ウイルソン契約プロ使用率No.1の「ブレード」シリーズが人気です。
それぞれの比較図はこの記事を確認下さい。ウイルソンブランドの特徴についてはこちらの記事をご覧ください。


  • ヨネックスの人気競技モデルラケットは?

フラグシップモデルの「ブイコアプロ97」、回転重視の「ブイコア98」、打球感重視の「EZONE98」が人気です。
それぞれの比較図はこの記事を確認下さい。ヨネックスブランドの特徴についてはこちらの記事をご覧ください。


  • ダンロップの人気競技モデルラケットは?

「Contorol Extreme」で人気の「CX200」「CX200ツアー」がおすすめです。
それぞれの比較図はこの記事を確認下さい。ダンロップブランドの特徴についてはこちらの記事をご覧ください。


  • ブリヂストンの人気競技モデルラケットは?

柔らかい打球感が特徴の「エックスブレードBX300」が人気です。
それぞれの比較図はこの記事をご覧ください。


  • ヘッドの人気競技モデルラケットは?

長い歴史のある「プレステージ」シリーズ「ラジカル」シリーズが人気です。
それぞれの比較図はこの記事を確認下さい。ヘッドブランドの特徴についてはこちらの記事をご覧ください。


  • バボラの人気競技モデルラケットは?

ピュアドライブの打球感を継承して飛びを抑えた「ピュアドライブVS」、コントロール性を重視した「ピュアストライク」が人気です。
新作「ピュアアエロVS」も人気が出そうです。
それぞれの比較図はこの記事を確認下さい。バボラブランドの特徴についてはこちらの記事をご覧ください。

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