ブラック×ゴールドの特別なカラーリングの「PHANTOMGRAPHITE97」
デザイン、そしてラケットの性能にこだわりました。打てばprinceの本気度を感じていただけると思います。3/5発売予定です。 #激打ちグラファイト pic.twitter.com/fPNbYvtVCX— princetennis1970 (@princetennisjp) February 23, 2021
プリンスのファントムグラファイトシリーズにハードヒッター専用、激打ちラケット、「ファントムグラファイト97」が登場しました。
学生時代グラファイトがめちゃめちゃ流行っていた世代なので、打ちたくて打ちたくて・・
漆黒のグロスにゴールドがあしらわれているデザインが最高にカッコよく、ぱっと見昔のグラファイトを彷彿とさせます。
間違いなく僕たち世代に買わせようとしていますねw
同じように懐かしい!と感じている方は、皆いい歳なはず。。
しかもこれはフェースサイズが97とスペック的にもハードなモデルです。
そんなラケットを昔懐かしい気持ちで、中年おっさんソフトヒッターが使ったらどうなのか、という視点でレビュー・評価をしてみたいと思います。
ファントムグラファイトの特徴は?
主な特徴がこちらです。
- クロスバー
- ATS
- CTS
- パラレルホール
クロスバーはご存知グラファイトの代名詞でもある、スロート部に入っている1本のバー。
これがラケットの捻れを抑えてくれてコントロール性の向上が見込めます。
ATSはラケットの先端部に「テキストリーム x トワロン」を搭載して強度を上げています。
ラケット先端に向けてフレーム厚が増していく構造である「CTS」との相乗効果で、パワーを与えています。
97はパラレルホールと呼ばれるグロメットを採用しています。
パラレルホールとは、ストリングがフレームの外側まで一直線になるような設計のグロメットで、ストリングを大きく動かすことが可能になります。
こちらもラケットパワーに寄与します。
テクノロジー詳細はこちらです。
デザイン
もうこれはカッコ良すぎですね。
グロスの黒と金のコラボ。
高級感があって強そうです。
傷つけたくないので、足元のボールが弱くなりそう・・
ファントムグラファイト97のスペック
ファントムグラファイト97 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
315g | 97平方inc | 27inc | 18.5-21-22.5mm | 16×19 | 305mm |
スロート部分は細いですが、先端部は22.5mm(先端部)あり、選手モデルとしては結構厚さがあります。
ファーストインプレッション
315gあるとは思えない振りやすさがありました。
そして打球感がしっとりしていて最高に気持ち良いです。
で、想像していたよりも飛びがあり、イメージしていた難しさがなくて好印象。
ファントム100なんかはウォーミングアップの時点で「やべ、飛ばない・・」という印象がありましたが、これは「普通に使えそう」という風に感じました。
ストローク
スイングを大きくしても、やはり315gあるようには感じません。
振り出しから、振り抜きまでスムーズによどみなく振ることができます。
バランス305mmという設計の恩恵でしょうか。
厚く当てると、しっとり柔らかくボールを掴んでくれるので、しっかり押せて自分のパワーを乗せられてる感覚がありました。
この湿り気のあるマイルドな打球感、ボックスならではですね!
今回は「1.18mm」の細いストリングを張ったためか、弾道は思ったよりも上がり、自分の中で真っ直ぐ前にレベルスイングをした意識で、ちょうど良い弾道(ネット上1.5mくらい?)で安定感のあるボールを打つことができました。
あと、スイートスポットがそれほどシビアではない点も僕の中で評価高いです。
ツアー系ラケットってオフセンターで打ってしまうと、
- ラケットが暴れる(弾かれる)
- 全然飛ばない
こんな感じになるのですが、このラケットは暴れずに意外と飛んでくれるんです。
パラレルホールが効いているのかな・・・
フレームが柔らかいからかな・・・
理由はよくわかりません。。
というわけで、ストロークは気持ちよく打てるのはもちろん安定感も出せて、星5つの最高評価です。
ボレー
まず操作性ですが、重さによる打ちにくさは皆無です。
なんならトップヘビーな300gラケットの方がちょい重く感じるくらい。
抜群の操作性です。
次にコントロール。
やはり簡単に飛ばすラケットではないので、深い所に入れるには形に入って運ぶようなスイングが必要になります。
ボレーでもスイートスポットのシビアさはそれほど感じず、多少外しても弾かずに運べるので、コントロールもしやすいですね。
サービス
スイングにパワーは使っていない感じなのに、結構いい音を出してスピードのあるボールを打つことができました。
CTSの恩恵か、ヘッドの走りが良くて軽く打っているのに良いサーブが打てます。
なので、確率とコースのコントロールが良く、この日はキープ率100%でした。(はい、たまたまなのはわかってます!)
CTSを搭載しているビースト98もめっちゃサーブが打ちやすいので、僕のサーブはCTSと相性が良いのかも。
エグい回転はかけられませんでしたが、
- コース
- 確率
- スピード
の良さで十分満足できました。
ラケット評価チャート
まとめ
#激打ちグラファイト のハッシュタグや、スペック上の数値から、初めはビビリがありましたが、ソフトヒッターならソフトヒッターなりに十分使いこなせるラケットです。
315g以上のラケットで過去最高に扱いやすいんじゃないかと(自社比)
今回2時間の練習では315gという重さを感じず、最後まで気持ちよくプレーできました。
あとは1日数試合シングルをとかをやった時にどう感じるかですね。
これは実際にやったら感想を追記しますね!
僕と同じようにスペックでビビちゃっている方へ
本当嘘みたいに扱いやすいです。
興味があったら打ってみることをお勧めします!
最安値の確認はこちら
参考情報
別スペックのインプレはこちらです。
【追記】ハイドロゲンとのコラボモデル 発売決定
プリンスとハイドロゲンのコラボシリーズにこのファントムグラファイト97も加わることになりました。
通常モデルも相当かっこいいですが、このコラボモデルもいいですぇ
限定発売で、生産量がかなり少ないそうなので、興味のある方はお早めにチェックして下さいね!