先日練習してもらったテニス仲間のラケットが300g以下の、所謂軽量ラケットに変わっていました。
軽量ラケットというと、
- 軽くてスイングがしやすい
- 球際の小手先処理がやりやすい
- 軽い分パワーが乗せにくい
- 相手の強いボールに打ち負ける
こんな感じのイメージがあります。
一長一短ですね。
「相手のボールに打ち負ける」という不安が強く、私は軽量ラケットを選んできませんでした。
今回軽量ラケットに変えた相手のボールを直接受けたので、その感想(逆インプレ?)をまとめてみたいと思います。
また「ラケットを変えた理由」も聞けたので合わせてご紹介します。
変更前後のラケットは?
変更前は「グラフィンタッチラジカルMP」のフルキャップ(グロメット)仕様でした。
フルキャップにすることで、重量が増しバランスがトップに寄るので、結構「いかつい」ラケットに変身します。
変更後は「グラフィン360インスティンクトS」になりました。
スペック
インスティンクトS スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
285g | 100平方inc | 27inc | 23/26/23mm | 16×19 | 320mm |
285gとかなり軽いモデルになっています。
バランスは黄金スペックの王道320mm
ラジカルフルキャップを使えていた人にとっては軽すぎるんじゃないかなぁという印象です。
軽量モデルを選択した理由をインタビュー
もっと積極的に振っていきたかったからです。
そうなんですかぁ。
こっちから見る分には十分振れている気がするんですけどねぇ
あ〜そうなんですね。
自分の感覚では重さが気になっていて、相手のスピードのあるボールに対し、合わせて返すことしかできなくて。
なるほどー。
インスティンクトを選んだ理由はあるんですか?
同じヘッドだということと、Sタイプの中では一番パワーがあるラケットだと思ったので。
やばい、僕も試したくなってきましたw
ストローク
私がイメージしていた、「ボールに負けて勢いのあるボールが打ちにくい」という妄想はあっけなく崩れ去りました。
前のラケットより鋭いということはありませんが、同程度の威力のボールがバシバシ飛んできます。
軽いからなのかスイングにキレがあるように感じました。
リターン
最も違いを感じたのが、このリターンです。
これまでは、1stサーブでは浅いリターンになることが多く、自分からの展開が可能だったのですが、軽量ラケットでは厳しいリターンがバシバシ返ってくるようになりました。
練習後、こんな会話をしました。
今日はリターンが半端なかったです。
軽量に惹かれた最大の理由がリターンなんです。
これまでは速いサービスに対して振り遅れることが多かったのですが、軽量はイメージ通り振れてしっかり振りぬけるんですよね。
たしかに・・
サーブで主導権が取れず、完全にお手上げでした。
サービス
もともとフラット系で回転が少ないサービスが持ち味の選手です。
ラケットを軽量化したことでのスピードの変化は感じませんでした。
ただバウンド後に少し違いがあって、「迫ってくる」感覚がありリターンはしづらいものに変わりました。
軽くなったことでスイングスピードがあがったからでしょうか・・・?
原因は良く分かりませんが、リターンが難しくなったのは事実です。
まとめ
いつもは自分が打ったラケットの感想を記事にしていますが、今回はラケットを「インスティンクトS」に変えた選手のボールを受けてみた感想という逆視点で記事を書いてみました。
各ショットのスイングにキレが増していて、ボールの質も良くなっているように感じたので、「軽量ラケット=打ち負ける」というイメージは当てはまらないラケットなのかもしれません。
機会があったら私も試してみようと思います。
少し筋力が衰えてきた世代なんかに良さそうです。
興味があったら試してみて下さい。
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何故軽量モデルに変えたんですか?