2019年2月 #ウイルソンの革命 をキャッチフレーズにデビューしたCLASH。
このラケットは、これまで両立不可能とされていた「コントロール性」と「柔らかいしなるフィーリング」を融合させた、革命ラケットです。
デビュー時は、フェースサイズ100平方incのみでしたが、SNSアンケートを受けてなのか?戦略なのか?新しいスペックのCLASHが #ウイルソンの革命の続き
ということで登場しました。
#ウイルソンの革命 ラケットCLASHが発売になって間もなく1ヶ月。非常に沢山の方に試打頂いており、また沢山のご注文を頂いております!
そんなCLASHをお試し頂いた方にアドバイスを頂ければと思います!
(沢山の意見を頂きたいので拡散頂けると嬉しいです!)
革命に続きがあるなら…— W’s-EYE (@weye1) March 8, 2019
#ウイルソンの革命の続き の全貌公開!
是非スペシャルサイトで確認してください!https://t.co/27XKI8yNDL pic.twitter.com/CX3RRfryCa— W’s-EYE (@weye1) June 1, 2019
今回新たに登場した「クラッシュ98」を打ちこむことができたので、感想をレポートしていきたいと思います。
CLASHってどんなラケット?
CLASHデビュー時にまとめた記事を貼っておきます。
クラッシュの開発コンセプトや搭載テクノロジーの詳細はこちら。
CLASHの他スペックについても感想をレポートしています。
クラッシュの詳細に興味がある方は是非読んでみて下さい。
デザイン
アンコンタミネーテッド2.0です。
パッと見た感じ、根元部分にも結構幅があります。
根元に当ててしまっても若干アシストがありそうな予感です。
スペック
CLASH98 スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
310g | 98平方inc | 27inc | 23.5mm均一 | 16×19 | 306mm |
ご参考までに、CLASH100Tourのスペックはこちらです。
CLASH100 Tour スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
310g | 100平方inc | 27inc | 24mm均一 | 16×19 | 306mm |
フェースサイズとフレーム厚が微妙に異なっています。
このわずかな差で打球感や操作性にどのような違いがあるのでしょうか。
ファーストインプレッション
ウォーミングアップでは、イメージしていたCLASHのしなり感というのが感じられませんでした。
100Tourを打った時は、ショートラリーの1球目から「うわっ!!柔らかっ!」という印象があったので、比較をすると98は少し硬めに仕上がっていると思います。
ストローク
強くインパクトをすると、独特の柔らかさが現れます。
柔らかさはありつつも打球感は結構しっかり、かっちりしています。
100Tourはハードヒットすると少し飛びすぎるように感じていましたが、この98はしっかりと収まってくれました。
「デンスストリングパターン」というラケット中心の目が細かくなっていることの効果かと思います。
306mmというトップライトなバランスのせいか、「ラケットヘッドが走ってくれる」という感覚はありませんでした。
なので、強い回転をかけるスイングより、レベルスイング気味に厚く捉えて「前へスイング」する軌道の方が打ちやすいラケットだと感じます。
私の中で最も感触が良かったのが、バックハンドのダウンザライン。
柔らかいけど面が暴れない(安定している)ので、サイドへ切れることなく狙った場所にイメージ通りの弾道で打つことができました。
ボールに負けない剛性の高さも感じられます。
ボレー
自分の形でボールに入って、しっかり「押す」ように打たないと良いボールが飛ばせませんでした。
ごまかしが効かない感じです。
スイートスポットが結構シビアで、外してしまうとアシストが少ないので、下手にアンダースピンをかけようとするよりも、軌道の延長線上で面を作り、素直に当てて返す打ち方の方が感触良く打てました。
しっかりミートさえできれば、ボールが乗るというかボールを掴む感触が味わえ、そこから適度に弾いてくれる為、イメージ通りのボールを飛ばすことができます。
310gと少し重めですが、バランスが良いのかそれほど重さを感じずに打てました。
サービス
引っ掛かりが良いです。
特にアドサイドからのスピンサービスがかなり跳ねてくれました。
何度か練習している相手がリターン時に泳いでいたので、想像以上に跳ねてたんだと思います。
それほどスピンに適したストリングパターンではないはずなんですが、強い引っ掛かり感があるんです。
スライスサービスでも引っ掛かりは同様で、浅いところへのコントロールができ、エグ目の角度で打つことができました。
しなりの影響なのかな・・・?
回転系のサービスを強化したい方は是非試してみて下さい。
ラケット評価チャート
CLASH ラケットフィーリングインタビュー
まとめ
以上、クラッシュ98のインプレでした。
しなりの感じられる気持ち良い打球感はそのままに、競技者向けな味付けが施されている逸品です。
CLASH100(Tour)では飛び過ぎちゃうなと感じていた方には好まれるラケットだと思います。
他社の98や97では硬くてちょっとなぁと思っている層にも好まれそうです。
#ウイルソンの革命の続き 味わってみてはいかがでしょうか。