#瞬き厳禁360 をキャッチフレーズに先行モニター抽選で当選した方々が続々と情報をアップしていて、非常に気になっていた HEADの新型スピード。
打球感が柔らかくて、いい感じです。
自分の思ったとおりに飛んでいくので、ストレスフリーで打てます。#瞬き厳禁360 pic.twitter.com/ezforWiDrF— Schall🎾 (@Dominator326) 2018年5月19日
先日発売開始となりやっと私も打つことができました。
前作のグラフィンタッチスピードからスペックが若干変更されています。
- どのようにスペックが変わったのか?
- スペックが変わったことによる打球感の変化
これらの内容を織り交ぜながら、新型スピードの感想をご紹介していこうと思います。
デザイン
今作はホワイトとブラックのみのカラーリングです。シンプルでいいですね。
ブラックの部分は光沢なしと光沢ありに分かれていて、光沢ありの方はカーボン柄となっています。
スペック
スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
300g | 100平方inc | 27inc | 23mm | 16×19 | 320mm |
フレーム厚が1mm厚くなった!
このフレーム厚の変更でどのくらいパワーが増すのか楽しみですね。
ストリングのホールポジションが変更となり目が粗くなった!!
ストリングパターン(本数)に変更はないのですが、ホールポジション(穴の位置)が変わり目が粗くなりました。
目が粗くなると引っかかりが良くなる分、回転の掛かりが良くなります。
ラケットのパワーが増し、回転が掛けやすくなっているはず・・・
ではここから実際の感触のレビューです。
ファーストインプレッション
ミニラリー・ボレーボレーですぐに、「フレームが硬めだな」という印象を持ちました。
フレームの剛性が高い、面ブレしないという表現もできると思います。
今作からグラフィン素材がシャフト部だけではなく、フレームにも使用されるようになったことによる変化かもしれません。
特にボレーはこのブレなさが気持ち良い打球感につながります。
ストローク
フラットドライブ系のボールが非常に打ちやすいです。
ラケットパワーも上がっているので、ボールのスピードが上がったような気がします。
ストリングホールの変更で目が粗くなったことによる影響か、ストリングのたわみをしっかり感じることができました。
フレームは硬めになりましたが、このたわみがボールをキャッチしてくれて安心してコントロールすることができます。
少し意外だったのが、目が粗いのにそこまでスピンがかからないという点。
エクストリームのようにジョリンジョリンにとはいきませんでした。
個人的にはもう少し引っかかってくれるとより打ちやすいだろうなと感じます。
フラットドライブ系のストロークに向いているラケットだと思います。
ボレー
ボールに対し厚めに当てて速めのボールを返したいようなシチュエーションで力を発揮してくれそうです。
ダブルスで相手の突き玉を処理する時とか。
相手のハードヒットに対しても面ブレを起こすことはありません。
ボレーではフレーム厚が変わったことによる変化をほぼ感じませんでした。
サービス
サービスでもトップスライス気味のボールにスピードが乗り非常に気持ちよく打つことができました。
スライスサーブでは曲がり方はそこまで激しくないものの、サイドラインへのコントロールが思い通りにできて、相手を簡単に崩すことができました。
(たまたま私の調子が良かったのか、面の安定性により再現性が上がったのかは謎ですが・・)
スピンサーブの跳ねについては、エクストリームの方に軍配が上がります。
このラケットは回転系のサービスで翻弄するのではなく、スピードのあるサービスを安定して打ちたい人に向いているんじゃないかなぁと思います。
ラケット評価チャート
まとめ
グラフィン360スピードMPの評価をまとめました。
繰り返しになりますが、「面剛性」が高くコントロールがしやすい上、パワーもあるというバランスの良いラケットになります。
フラットドライブ系ショットでガンガン攻めていきたいプレーヤーの皆様、興味があったら是非試してみて下さい!
最安値の確認はこちらからどうぞ
前作のインプレはこちら
進化後のインプレはこちら
「グラフィン360」から「グラフィン360+」へ進化したスピードの詳細インプレをまとめました。