「謎の黒ラケ」としてSNS界を賑わせていたHEADの新ラケット。
HEAD Tennis🎾
New Black Racket🖤!?@JapanHead
とある撮影でひと足お先に試打しました。
どんなラケットでしょう〜💋#headtennis #tennisracket #tennis#全身スピン #おちるはねるまがる#いつもより多く回っております pic.twitter.com/GZ4fW1X6RK— 山本みどり (@Midori_Eternal) June 18, 2020
ついにベールを脱いで全貌が明らかになりました。
黒ラケの正体は、グラフィン360を搭載したNEWエクストリーム!
と思われがちですが、今作は「スペック変更」や「モールド変更」と様々な改良が施されている新機種になっています。
そんな気になる新ラケットの詳細を整理していきたいと思います。
エクストリーム2020 デザイン
キャラクターカラーであるイエローは継承してますが、「イエロー x ブラック」から「イエロー x グレー」になりました。
イエローも前作のまぶしいものから落ち着いた雰囲気のものに変わり、主張の少ない?大人しめのデザインになりました。
エクストリーム2020 特徴
やはり「エクストリーム = 回転」ですよね。
スピンを追求したテクノロジーがどっさり搭載されています。
スピングロメット
スピンを追求したグロメットを採用。
メインストリングの可動域を広げ、スピンに必要なスナップバックを増大させてくれる構造になっています。
スピンがかかるシャフト構造
シャフト部の空間を小さくすることで、強度を上げスピンをかけた時の面ブレを最小限に抑える構造がとられています。
スピン系ストリングパターン
この画像は前作のものですが、中心部が細かいパターンではなく、全体的に均一な広さがあるパターンになってます。
こうすることで、ストリングの動きが良くなり、
✅スナップバック効果によるスピン量アップ
✅たわみが大きくなることによるパワーアップ
効果が見込めます。
グラフィン360+
忘れてはならないのが、「スパイラルファイバー」の搭載。
新エクストリームにも搭載され、「グラフィン360+」になっています。
エクストリーム2020 ラインナップとスペック
The latest addition to our racket line-up, the Graphene 360+ Extreme. What do you think? pic.twitter.com/fljydz3PMV
— HEAD Tennis (@head_tennis) July 16, 2020
- エクストリーム PRO
- エクストリーム TOUR
- エクストリーム MP
- エクストリーム MP LITE
- エクストリーム S
- エクストリーム POWER
ラインナップも刷新されました。
新たに「TOUR」「POWER」という種類が登場します。
そして前作と同じ機種であっても「むむっ!」と思わせるスペック変更も入っているものもあります。
詳細スペックは🔽です。
エクストリーム2020 PRO スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
315g | 100平方inc | 27inc | 23-26-21mm | 16×19 | 315mm |
エクストリーム2020 TOUR スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
305g | 98平方inc | 27inc | 22-23-21mm | 16×19 | 315mm |
エクストリーム2020 MP スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
300g | 100平方inc | 27inc | 23-26-21mm | 16×19 | 320mm |
エクストリーム2020 MP Lite スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
285g | 100平方inc | 27inc | 21-26-23mm | 16×19 | 325mm |
エクストリーム2020 S スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
275g | 105平方inc | 27inc | 23-26-22mm | 16×19 | 340mm |
エクストリーム2020 POWER スペック | ||||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス | |
230g | 115平方inc | 27.7inc | 29mm | 16×19 | 375mm |
98平方インチの新スペックTOURは魅力がありますね。
是非打ってみたい一本です。
軽量モデルの「S」は、重量275g、バランス340mmと、私の好きだった「S」とはちょっと遠くへ行ってしまった感じがします。(数値的に)
まとめ
以上、エクストリームの新作情報でした。
新スペックが搭載されたり、デザインも一新されたりと、結構気合が感じられるモデルです。
個人的には新スペック「TOUR」に興味が湧いています。
発売は「2020/7/22」予定となっています。
もうそろそろですね。
楽しみに待ちましょう。
予約始まってます
エクストリーム2020 Q&A
- エクストリーム2020ってどんなラケット?
ヘッドラケットの中で「スピン」に特化した機種です。フレームの「5時」「7時」の部分にスパイラルファイバーを搭載し、面安定性を向上させたほか、スピン性能を上げるための改良が施されています。(詳細はこちらの記事でご確認下さい)
- エクストリーム2020の特徴は?
「グロメット形状」「シャフト構造」「ストリングパターン」をスピンに特化させ、回転性能を高めています。また、98平方incの新スペックが準備されたことも2020年モデルの特徴です。(詳細はこちらの記事にまとめています)
- エクストリームのラインナップは?
前作とは一部変更があり、「エクストリームPRO」「エクストリーム TOUR」「エクストリーム MP」「エクストリーム MP LITE」「エクストリーム S」「エクストリーム POWER」の6機種展開です。それぞれの詳細スペックはこちらの記事でご確認下さい。
デザインと素材がちょろっと変わっただけでしょ?