意外と深い!ストリングパターンが及ぼす打球感や球質への影響

ラケットの打球感の好みは、

✅ラケットの素材
✅スイングウェイト(重量とバランス)

といったラケットそのものの特徴に加えて、

「ストリングパターン」

も大きく影響してきます。

最近のラケットは同一シリーズの中に様々なスペックがラインナップされていて、「ストリングパターン」だけ違うというパターンもよくあります。

ストリングパターンが与える、

✔︎打球感
✔︎ボールの質

への影響をおさえておけば、

ラケットを新調したけど、なんかイメージ通りのボールが打てないな・・

ということが少なくなると思います。

ラケット選びでお悩みの方にはちょっとしたヒントになると思いますので、是非読んでみて下さい。


ストリングパターンってそもそも何?

ラケットにはるストリングの縦本数、横本数のことを指す用語です。

ラケット専門店やネットショップでも必ず記載がある内容です。

サンプル
ストリングパターン

▶️ 縦糸のことを「メイン」
▶️ 横糸のことを「クロス」

と表現し、サンプルのように「メイン〇〇本、クロス〇〇本」と言ったりします。

ストリングパターンで何が変わる?

目の粗いストリングパターン例

グラフィン360+ プレステージMP 2020

目の細かいストリングパターン例

ストリングパターンの違いで、

⏩ 反発
⏩ 打球感
⏩ 回転性能
⏩ ボール弾道

ざっとこれだけのことに関わってきます。

反発・打球感

ストリングの目が粗いパターンであれば、ストリングのたわみが大きくなり、それだけボールを飛ばす力が大きくなります。

また、たわむ分打球感が柔らかくなります。

逆に目が細かいと、たわみにくくなるため、飛ばない感覚が強くなります。

たわみが少ない分打球感も硬くなる傾向があります。

回転性能・ボール弾道

この項目はストリングの動きが関連してきます。

ストリングの目が粗いとストリングの動きが良くなり、ストリングにボールが引っ掛かる感触が強くなり、回転がかかりやすく、弾道が上がる傾向があります。

目が細かいと逆で、回転が少なめで低い弾道のボールになります。

ストリングパターン別特徴

では、最近の人気ラケットのストリングパターンを見ていきたいと思います。

16×19 (メイン16、クロス19)

もっともポピュラーなストリングパターンです。販売されているラケットの8割方このパターン。

それだけバランスが良いパターンであることがわかります。

ただ、注意点があって、同じ本数でも目の粗さは各々のラケットで特有なものになっています。

良い例がこちら。

head speed MP インプレ

G360+ SPEED MP

head speeds インプレ

G360+ SPEED S

グラフィン360+スピードシリーズの、「MP」と「S」です。

両方とも本数は同じですが、目の粗さが異なっていることがわかると思います。

「S」のほうがフレームが厚くパワーがあるので、中心部の目を細かめにしてコントロール性を上げているのだと思われます。

なので、本数だけではなく、実際の「目の粗さ」もチェックすることをおすすめします。

18×20 (メイン18、クロス20)

プロ選手やアマチュア上級者に好まれているパターン。

スイングスピードが速い人がハードヒットしてもコントロールがつけやすいという特徴があります。

私程度の一般おっさんプレーヤーには、正直ちょっと厳しいセッティングです。

16×20 (メイン16、クロス20)

ポピュラーパターンに比べ、クロスが1本多いセッティング。

たかが1本ですが、少したわみが抑えられる分、ボールを潰すような感触が強くなります。

18×20は厳しいけど、16×19より反発を抑えたい方なんかに刺さると思います。

18×16 (メイン18、クロス16)

Wilsonが特許をもっているパターンです。

回転がめちゃめちゃかけやすいのが最大の特徴です。

たわみも大きくてパワーのあるボールを飛ばすことができます。

ただ、ストリングが切れやすいという難点もあります・・

【Wilson】スピンエフェクトモデルを徹底比較〜BLADE vs BURN

18×19 (メイン18、クロス19)

私の知る限り、HEADのプレステージツアーがこのパターン。

プレステージはヘッドのフラグシップモデルで、ラケットの反発力は少なめになっていて、18×20が人気のシリーズです。

結構ハードルが高いラケットですが、このストリングパターンを採用している「ツアー」は、プレステージらしさを残しつつ少しハードルをさげたスペックになっています。

クロスを1本減らし、気持ち反発を出したのだと思います。

PRESTIGE-TOUR

【HEAD】グラフィンタッチプレステージツアー 2018 インプレ

追記

ブログを読んで下さっている方から、BLADE104SW AUTOGRAPH CV(ブレードのセリーナモデル)も 18×19 ですよ、と教えていただきました。

情報ありがとうございます!

ストリングパターンをプレースタイル別にマッチング

  • ハードヒットで展開したい

18×20や16×20の目が細かいラケットをおすすめします。

理由は上述した通り。

なんかがおすすめです。

  • オールラウンド型で綺麗なテニスがしたい

選択肢がかなり広いのですが、

柔らかい打球感を求めるなら ⏩ 「【ウィルソン】ウルトラ100

強い反発力をもとめるなら ⏩ 「【バボラ 】ピュアドライブ」「【ヘッド】インスティンクト

スピン性を重視するなら ⏩ 「【ダンロップ】SX300」「【ヨネックス】VCORE100

が良いと思います。

  • あくが強い回転系プレーヤーになりたい

回転を極めたい・・

であれば、スピンエフェクト一択です。

パワー重視なら ⏩ 「バーン100S(ウルトラ100S)」

コントロール重視なら ⏩ 「ブレード98S

を推奨します。

まとめ

以上、ストリングパターン特集でした。

自分の目指すプレーにあったパターンを選ぶことで、理想のテニスに近ずけると思います。

本記事がラケット選びのヒントになれば幸いです。

テニス知識をチェック!
テニスの基礎用語、マニアック情報をクイズ形式でチェックしてみましょう。

【初心者からマニアまで】テニスクイズにチャレンジ

こちらの記事も読まれてます

人気カテゴリー