モンスターラケットとも呼ばれ、世界中で大人気のピュアドライブ。
先日新型2018年モデルが発売されました。
私自身2012年モデルを3年位使用したので、新作がどのように進化したのか非常に楽しみにしていました。
いつもストリングを張ってもらっているお店にモニターラケットがあったので、お借りして試打をしましたので、感想をレポートしたいと思います。
デザイン
ピュアドライブのイメージカラーであるブルーを全面に押し出してきています。
2012年モデルはブラック基調で光沢があって好きなデザインだったのですが、今回も光沢はないマットな塗装になっています。
フレームにあるバボラマークがホワイトとブラックの2色となっていて斬新さを感じました。
フレームの形状等に変化は感じませんでした。(実際にないそうです)
スペック
スペック | |||||
重量 | フェイス面積 | 長さ | フレーム厚 | ストリングパターン | バランス |
300g | 100平方inc | 27inc | 23〜26mm | 16×19 | 320mm |
ラケットスペックは2012年と変化がないようです。これだけの人気ラケットですから変える必要はないでしょうね。
ただしテクノロジーとしては色々進化があるようです。
振動吸収のCORETEXがスロートに埋め込まれたり、ウーファーがインサイド化されたり、グロメットがカクカクしたり・・・
この変化が打球感にどのように影響してくるのでしょうか。
参考 2012年モデルのCORETEX
これが内蔵されたことですっきりとしたデザインになり、個人的には良くなったなと思います。
ピュアドライブ2018 ファーストインプレッション
スペックに変化がないので、新しいラケットと感じないくらい普通に打ち始めることができました。
ウォーミングアップで感じたのは振動吸収性の高さです。
振動止めなしでもまったく問題ありません。
打球感は若干柔らかくなっているように感じました。
ストローク
ピュアドライブの特徴である「飛び」はそのままに、柔らかい打球感となったことでより扱いやすくなったと思います。CORETEXの進化の影響でしょうか。
また、今までのピュアドライブではあまり感じられなかった、「ボールが乗る」感覚がありコントロールもしやすくなったのではないかと思います。
2012年モデル同様、スピンは非常によくかかります。
ラケット上部でハードヒットした際の「刺激」?もマイルドになってしまっているので、男性ハードヒッターはちょっと物足りなく感じるかもしれません。
ボレー
ストロークで感じた「乗り」はボレーでも感じました。
ピュアドラ特有の飛びとのりが融合し、良い感覚で打つことができました。
ボールはのるけど弾きも良いという美味しい所を集めた感じ。
芯を外してもある程度飛んでくれる『ラケットアシスト』は中年アマチュアプレーヤーの強い味方ですね。
サービス
ピュアドラの飛びの良さから生まれるスピード感は健在。
ストローク同様「乗り」が良い分コントロールがしやすくなったように感じます。
回転もかかるのですが、試打ラケットに張られていたストリングが、推定1.30mmの推定55p(私にはかなり固め)のナイロンストリングと思われるもので、極細の引っ掛かり感が好きな私にはちょっと合いませんでした。(まあ試打ラケなのでしょうがないですね・・・)
試打動画
ピュアドライブ ラケットフィーリングインタビュー
ピュアドライブを使用しているテニス仲間にラケットの感想をインタビューしました。どのような感想を持っているのでしょうか!?
まとめ
2018年モデルは「優しさ」が1つのキーポイントではないでしょうか。
ラケットスペックは変更がないので、新たなテクノロジーでこの「優しさ」が実現されています。
無駄な衝撃がなく打球感もソフトになっているので、初心者から上級者、ジュニアからシニアまで使えるラケットだと思います。
この「優しさ」が不要な人は物足りなさを感じてしまうかもしれませんね。
モンスターラケット最新作、気になる方は是非試してみて下さい。
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2012年モデルのインプレはこちら
ピュアドライブの新スペック情報とインプレ
ピュアドライブからついに98平方インチのツアースペック、「ピュアドライブVS」が発表されました。
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ピュアドライブ 2021のインプレはこちら
次期モデル、ピュアドライブ 2021の詳細インプレです。