ここ数回の試合や試合練習でサービスの感覚が良くなく、1ゲームに複数回のダブルフォルトを犯してしまう等安定感に欠けてしまっていました。
本人としては調子の良い時と同じように打っているつもりなのですが、ボールを運んでしまっているような、強いインパクトを感じることができないような状況。
タイトルにある「骨盤を立てる意識」で感覚が戻ってきたのですが、それまでになんとか立て直そうと試合中に色々意識をした中で、効果を感じた項目と、余り効果がなかった項目、調子が悪い時に意識した方が良い項目について記事にしてみたいと思います。
調子が悪い・・・どのような症状・感覚だったか?
- 抑えが効かずオーバーのフォルトを連発
- ボールをラケット面に乗っけて運んでしまっているような感覚(ボールが潰せていない)
惜しくもない位の距離のオーバーフォルトを繰り返してしまいました。
ついこの間調子が良かった時と同じように打っているはずなのに・・・
なんとか入れようと試行錯誤した項目
- トスをより頭よりに上げ、スピンをかけ抑えを効かせる
- スイング方向を意識的に横へ変え回転を重視
一応コート内に入れることはできますが、ボールを撫でるようなスピンになってしまい、リターンでぶっ叩かれて劣勢な状態からポイントを展開しなければならず、かなり辛い。
ダブルフォルトで失点をするよりはましですが、サービスゲームなのに防戦一方な展開となり良い結果が得られませんでした。
- ワインドアップを省略しスイングをコンパクトにして強いインパクトを意識
サービスの入りが悪いことで自信がなくなり、ワインドアップからインパクトへのタイミングがバラバラに感じたので、ワインドアップを小さくコンパクトにしてインパクトを正確に捉えられるように意識。
普段は円を描くようなイメージでトロフィーポーズまで持っていきますが、コンパクトにするためそのまま上へ上げるようにしてみました。昔ファンだったオーストラリアのパトリック・ラフターのような感じ。
まあ、結果は当然イマイチ。
試合中に急に変えられるものではありませんでした。
- 骨盤を立てた正しい姿勢を意識
- 最後の最後までボールを見ることを意識
結論から言うとこの2点でかなり感覚が戻りました。
骨盤を立てる意識で変わったこと
ラフターとフェデラー、構えやフォームは異なりますが、骨盤が立って軸が真っ直ぐになっていることが分かります。この意識で、以下の変化を感じました。
- 足の接地面積が広くなった!?ような感じがして、「タメ」る感覚が強くなった!
右足(私は右利き)にパワーがのっている感覚です。
ボールを最後まで見る意識で変わったこと
インパクトの正確さが増したのか、ボールを潰している感覚が出たのと、打球音も調子が良い時のものに戻りました。
骨盤を立てることでタメた力を無駄なくボールに伝えることができるようになったのかなと思います。
まとめ
調子が悪いとなんとかしようと思って小手先?トスの位置とか、ちょっとしたスイングの方向に意識が向きがちですが、それで解決することはほぼない気がします。
今回も苦し紛れに調整をしましたが、結局良い感触が得られたのは、姿勢やボールを見ると言う超基本的なことでした。
今後もきっと訪れる不調に備え、超基本事項は忘れずにいたいと思います。