先日まで肩の痛みでサービスが打てずにいました。
最近痛みが治癒してきて、痛みがなく打てるようになりましたが、感覚が鈍っています。
そこでサービスゲームキープの為の生命線であるスピンサーブについて、自分への備忘を含め記事に起こしたいと思います。
スピンサービスの特徴
- 山なりな弾道で確率良く入れることができる
縦回転を多くかけるショットな為、ボールが良く落ち確率が高い。
- 相手から攻め込まれにくい
バウンド後大きく弾む為、球速がなくても攻め込まれにくい。
上記を統合すると確率良く入り攻め込まれにくいサービスとなります。
スピンサービスの注意点
- 弾道が低くなると相手にぶちこまれる
試合中焦ると陥りがちな症状の一つです。
大きく山なりな弾道で打つ余裕がなくなり、スピンサービスなのに球速を求めると、十分に弾まずだたのチャンスボールになってしまいます。
あとでご紹介する動画に解説がありますが、テニスボールのバウンドは約6割、1mの高さから落としたら、60cmの高さまでしか弾まないということです。
縦回転を多くかけたからといって、弾み率が50%upなんてことは物理的に有り得ません。
なので、ボールを弾ませる=高いところから落とすというのが一番重要です。
- スイングスピードで球速を調節しない
スピンサーブは山なりな弾道なので、ゆっくりスイングという気持ちだと回転がかかりきらずにサービスライン越えのフォルト病になってしまいます。
スイングスピードは変えずに回転量(ボールへの当たりの厚さ)で調整をした方が腕で調整する項目が減り安定へつながります。
スピンサービスのスイングのコツ動画
<駒田研究員版>
<井本研究員版>
どちらもだいたい同じ解説となっています。
打つ角度やフォームに若干違いがあるので、ご自分に合う方をご参照下さい。
絶対に抑えておきたい重要ポイントは、
打ちたい方向に横向きとなりベースラインと並行にスイングする
ということです。
スピンサービス=下から上へスイングという意識が強くなりすぎるとピンクレディーのUFO的なスイングとなり、以下のような症状が発生しがちです。
参考:UFOの腕の動き
- スイングスピードが上がらずイマイチ回転がかからない
- 肩への負担が大きくなり負傷リスクが高くなる
肩を大きくあげることは肩への負担となり、インピンジメント症候群の原因となります。
スピンサービスで肩が痛む方はスイングを確認した方が良いかもしれませんよ。
駒田研究員の解説のようなスイングならば、肩への負担が少なく、スイングスピードも上げやすいです。
スピンサーブ(2ndサーブ)に自信が持てれば1stで冒険することができるので、より楽しくサービスゲームが展開できると思います。
サービスキープにつながる効果的な練習方法をこちらにまとめました。
ちょっと意識すれば誰にでもできる効果的な方法だと思います。
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