老若男女楽しめるテニスですが、一生懸命やっているとどうしても「怪我」や「痛み」がでやすくなってしまいます。
私の場合、「肩の痛み」が悩みの種です。
痛みが出るショットは「サービス」で、結構長いお付き合いをしています。
自分の中でサービスは得意なショットなので、満足に打てないと勝てないし、フラストレーションが溜まってしまい、テニスを存分に楽しめなくなってしまいます。
一時期は結構深刻な痛みになってしまい、痛みがでない打ち方を試行錯誤しているなかで、「打点の意識」を少し変えてみたところ、
- 肩がスムーズに動いて痛みがでない
- 振り抜きが良くなり、サービスの質もちょっと向上
というポイントがあったので、記事にしてみたいと思います。
痛みがあった時のイメージ
「高い打点」で捉えることが良いサーブを打つための秘訣!!
と信じていたので、一生懸命腕を伸ばして高いところで打っていました。
痛みの現れ方は、ある1球をきっかけに急に痛くなったものではなく、
- 練習後に違和感(筋肉の張り/動かしにくさ)
- 練習後に少しの痛み
- 練習後に結構な痛み
- サーブを打つと結構な痛み
とだんだんと悪化していく感じで、ひどい時は練習を途中でやめさせてもらう程でした。
この信条でサーブを打っていてはダメだと思い、いろいろ改善を試していたところ、「打点」のイメージを変えることで肩の痛みが少ないスイングができるようになってきました。
「打点」をどのように変えた?
では、どのようなイメージに変えたのかというと、
肘が伸び切らないようにして、「最高打点よりも少し低い位置」でインパクトをする
というものです。
このイメージで打つと、腕に力みが入らず肩がスムーズに回る感じで、それほど痛まずに打てることが体感できました。
「打点」を変えたことで球質はどうなった?
力が抜けていることで、感覚的にラケットヘッドのスピードが上がったように感じます。
その結果、ボールが走っている(伸びがある)ように見えました。
ここでいう「伸び」とはバウンド後の威力のことで、あまり失速しないボールが打てたということです。
負荷は少なく、良いボールが飛ばせて、「当たり」の気づきだと感じています。
トッププロはどうなってる?
一見高い打点に見えますが、身体の軸が倒れているからそう見えるだけで、肘は肩のラインより上がっていません。
またインパクトでも肘が伸び切らず、遊びというか余裕があるように見えます。
軸を立てると野球のフォームのようになりますね。
日本のサービス王、鈴木貴男選手の解説動画も参考になります。
それでも痛みがある時は?
身体に負荷の少ない打点で打てていても、疲労で肩回りの筋肉が硬直している場合があります。
その状況でいつも通り動かそうとすると、筋肉が傷つき痛みが発生してしまう危険もあります。
怪我を拗らせて長期離脱にならないよう、私は近所の「カラダファクトリー」にお世話になっています。
メンテナンスを行っていない方は是非試してみて下さい。
まとめ
以上、「肩の痛みから打点を変えたところ、痛みが減った上、威力が向上したよ」という経験談でした。
まさに「怪我の功名」?
もし、「サービスを打つと肩が痛い・・」という方は本記事の内容を確認してみて下さい。
お互い怪我無く、痛み無く、思う存分テニスを楽しみましょう!